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シーバスは食べられる!?食べた感想とオススメの調理法

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ルアーフィッシングのターゲットとして根強い人気を誇るシーバス

実は高級寿司屋や懐石料理にも登場する程の美味しい魚なのですが、個体によっては臭くて食べられないこともあり、味の見極めが非常に難しい魚なんです。

そこで今回は僕が実際にシーバスを釣って食べた経験から、臭くないシーバスの見分け方オススメの調理方法について紹介します!

臭くないシーバスの見分け方

釣れた場所の水質

シーバスを食べる場合、気にして欲しいのがシーバスが釣れたポイントの水質

水質の良い清流から生活排水が流れ込む都市型河川まで幅広く生息するシーバスですが、釣れた場所の水質によってその食味は激変します。

こちらが本来美味しいはずのシーバスが臭いと言われる理由で、川で釣れたシーバスは淡水独特の池の水のような臭みがあり、生活排水で釣れたシーバスは排水のような臭みがあることが多いです。(稀に臭みがない個体もいます。)

海か淡水か

またシーバスは海よりも川の方が臭みのある個体が多い傾向があります。

なので食べるのであれば河川で釣れたシーバスよりも海で釣れたもの岸から釣れたものよりも沖で釣れたものがオススメです!

ただし河口でもベイトを追って河川に入ってきたシーバスは全く臭くありませんでした。

シーバスの色

水質以外に気にして欲しいのが、シーバスの色

シーバスの色なんてどれも同じと思うかもしれませんが、実は回遊型居着きかによって色に違いが出ると言われています。

綺麗な銀色をしたシーバス
綺麗な銀色をしたシーバス

食べて美味しいとされているのは一般的に海を泳ぎまわる回遊型と言われていて、綺麗な銀色をしています。

一方、居着きのシーバスは全体的に色が黒っぽいことが多いです。

全体的に黒みを帯びたシーバス
全体的に黒みを帯びたシーバス

黒っぽいシーバスでも臭みがない個体もいますが、銀色の個体に比べて臭みがある確率は高いです。(ちなみに上の個体は食べても臭みはありませんでした。)

もし持ち帰るなら、銀色っぽい個体を選んだ方が良いでしょう。

シーバスのニオイ

最後のポイントはシーバスのニオイ!

慣れてくるとこれが一番の見分け方になるのですが、臭みのあるシーバスは釣り上げた瞬間に体表から生活排水のような独特の臭みが感じられます。

臭みがある個体は過去に様々な調理法を試してきましたが、下処理や調理法ではどうしても解決することができませんでした…。

河川で釣れた場合でも美味しいシーバスは魚や海の匂いしかしないことが多いので、少しでも泥や排水のような匂いがしたらリリースすることをオススメします。

オススメの調理法

臭くないシーバスの見分け方を解説したところで、おすすめの調理法について紹介したいと思います!

おすすめその①昆布締め

個人的に一番オススメしたいのが、シーバスの旨味を残しつつ凝縮して味わえる昆布締め!

昆布締めは「昆布の旨味」「凝縮の旨味」「熟成の旨味」によってシーバスの旨味を絶妙に引き出しすことができるので、ぜひ試して欲しい調理法です。

◆材料
・シーバスの切り身
・昆布
・お酢

まず昆布の表面をお酢で軽く拭きあげて柔らかくします。

次にシーバスの切り身を昆布で挟み込み、ラップでぐるぐる巻きにしてしっかりと密着させます。

そして2-3日冷蔵庫で寝かせます。

するとほんのりと昆布の色が映り込んだシーバスの切り身が出来上がります。

昆布を剥がして一口サイズに切り、盛り付ければ完成です!

シーバスは本来、鯛のような上品な旨味の魚なのですが、そこに昆布の味わいがプラスされて非常に贅沢な風味に仕上がりに!

さらに昆布で挟み込むことで余計な水分が抜けて、凝縮されたシーバスの旨味が口いっぱいに広がります…!

または切り身を2-3日熟成させることでタンパク質が分解されてアミノ酸に変わるので、釣った初日よりも旨味のある切り身になります。

ぜひ昆布締めで「昆布の旨味」「凝縮の旨味」「熟成の旨味」によって昇華されたシーバスの旨味を堪能してみて下さい!

おすすめその②ムニエル

オススメの調理法その2は定番のムニエルです!

◆材料
・シーバスの切り身
・小麦粉
・塩コショウ
・バター

まずはシーバスの切り身の表面にまんべんなく小麦粉と塩コショウをつけます。

続いてバターをひいたフライパンに切り身を乗せ、両面に焦げ色を付けてます。

中までしっかり火が通ったら完成です!

刺身の時には感じられなかったホクホクとした食感と甘み、そしてバターの香りが絶妙にマッチして非常に美味しい逸品です!

どちらの料理も難しい技術や特別な道具が必要なく、料理が苦手な人でも作れるので試してみて下さい!

今回は臭くないシーバスの見分け方とオススメの調理法について紹介しました!

ポイントを押さえればシーバスは、今まで食べなかったことを後悔するくらい美味しい魚なので、ぜひ水質の良い所でシーバスが釣れた際には持ち帰って食べてみてはいかがでしょうか?

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