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【ほぼ日手帳】登場以来のロングセラー、ほぼ日手帳の今までと現在についてかんたんに振り返ってみました

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手
発売以来のほぼ日手帳オリジナル用のカバー。

ほぼ日手帳ってどんな手帳?

 名前はよく聞くけれど、実はあまり知らない。そんな人もいるのではないでしょうか。 
 そもそもデジタル全盛の時代になぜ手帳なのか。そういう疑問もあるかも知れませんが、それはひとまず、おいておきます。

 こんにちは。デジアナリスト・手帳評論家・歌手の舘神龍彦(たてがみたつひこ)です。今回は、登場から22年が経過した手帳のロングセラー、ほぼ日手帳のプロフィールをかんたんにおさらいしておきたいと思います。

登場は22年前

 まず登場は2002年。22年前ですね。糸井重里氏のWebサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」から生まれた手帳です。

 この年に現在も続くオリジナル(A6)がまず登場しました。A6というのは文庫サイズですね。このときの最大の特徴は、1日1ページというフォーマット。
 月間の予定表に1日で1ページ分の予定記入欄が組み合わされたものでした。
 このタイプはそれまでにあまりなかったこともあり話題となりました。

 そしてA5版のカズン(月間+週間バーチカル)が2009年に、縦長サイズのweeks(週間レフト式)が2011年にそれぞれラインナップに加わります。

海外版の登場

 さらに外国語版も登場していきます。それが以下。

・簡体字版→2019年版~

・English版カズン→2023年版~

・English版オリジナル→2024年版~

 これは、それぞれの国内版が海外で人気となった結果、その国の言葉に合わせたバージョンが求められて作られたと言うことらしいです。

 簡体字版は中国、英語版は北米が主な市場だとのこと。

関連アイテム各種も登場

 このほかにもほぼ日5年手帳とか、各種のノート、下敷きをはじめとする文具などがどんどん登場しています。そして、各種のコミックスとのコラボアイテムも最近の話題ですね。
 個人的にいいなと思っているのは、オリジナルサイズの「Day-free」。

 月間予定欄+方眼のメモページがたくさんついているタイプです。

 あえて予定管理用ではなく、メモ帳として使えるのがいいと思いました。

 そして、関連アイテムは、文具にとどまりません。ほぼ日手帳用のポーチとか鞄類なども本当にたくさんのアイテムがあります。先日、株式会社ほぼ日の神田本社での内覧会にうかがったところ、何しろ膨大な点数になっているとのことでした。
 これも、いわゆる手帳、文具メーカーとはちょっと違うところかも知れません。

 2025年版のほぼ日手帳のラインナップも気になりますね。

 明日、23日11時に記事を公開します。お楽しみに!

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は週刊誌の書評欄総ナメ。日経新聞「あとがきのあと」登場ほか大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

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