【着地点/妥協点】買い物で100%理想の品物じゃない時の折り合いのつけ方 4つの例
整理収納を学ぶと、買い物をする=家に物を招き入れることに慎重になっていきます。
慎重に物を選ぶようになると、自分の理想から外れた物は買いたくないという思いが強くなっていきます。
しかし、必要な物全てが100%理想というわけにがいかないことも多いです。もちろん後悔もしたくない。
そんな時、どう折り合いをつけるか?
1.価格で決める
例えば、買いたいバッグや靴などがある時、1万円以下なら100%理想じゃなくてもOKにする。それ以上の価格の場合は100%理想のものが見つかるまで買わない、といった金額で線引きするやり方です。
その人によって金額のボーダーはそれぞれだと思います。決めた金額の上か下かの基準なのでわかりやすく悩まずに済みます。
ただし、「安いから仕方ない」と言ってぞんざいに扱ったり、結局使わなくなってしまうことに注意です。
2.短期間の物か長く使う物かで決める
消耗品は使ってしまえばなくなるので、使用期間は短いです。
例えば、いつも使っているお気に入りの洗剤が品切れしていて、どうしてもその日に洗剤を購入する必要があるので、別な品物で間に合わせるというようなケースです。
反対に家具や収納用品は長く使う物です。妥協して購入した場合、見るたびにネガティブな気持ちになってしまいます。
3.自分の「好きポイント」で決める
品物に対して「好きポイント」があると思います。
基本的に私は新しく物を購入する時は色を重要視しております。
主に白なのですが、物によっては黒もあります。
しかし、例えばテーブルは白なのに、キャスターだけ黒というのは受け入れられないという変なこだわりがあります。
こだわりは本当に些細なことだったり一貫性がなかったりするので、自分でもなぜなのか理解に苦しむことがあります。しかしやはり、好きな物は好きだし、嫌いな物は嫌いなのです。
もし良いと思う物があっても、自分の「好き」から外れている箇所がある場合は買わないようにしております。
見るたびに「ここがこうじゃなかったらなぁ」と残念な気持ちが濃くなっていってしまうからです。
4.時には何も考えずに決める
理想のハードルを上げ過ぎたり、判断のルールを細かく決めて死守しようとすると、窮屈になってしまいます。
度が過ぎると買い物ができなくなって、生活に支障を来たしてしまいます。
時には何も考えずに思いつきで選ぶのもありだと思います。
「意外と使いやすかった」「こういうのが好きになった」など新たな発見もあるかもしれません。食べ物に多いですよね。
まとめ
理想じゃない物を購入して家に招き入れると、結局使わなくなって死蔵品になってしまうことが多いです。
そういう物がたくさんあると、家の中はたちまち物であふれかえってしまいます。
買い物する時は、理想の品物をイメージし、もしも100%理想の物じゃない場合は折り合いのつけ方を自分なりに持つと良いです。
今回4つの方法を述べましたが、他にもあると思います。大切なのは「自分で考えて決める」ことです。
100%理想じゃなかったとしても、自分の「これがいい!」と思える着地点で買い物をして、物との関わりを楽しみたいものです。