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COP27締約国への農林業団体からの提言

松平尚也農業ジャーナリスト、龍谷大学兼任講師、AMネット代表理事。
(写真:ロイター/アフロ)

 COP27では、会期中としては初めて世界中の農林業団体からの共同書簡と提言書が送られた。共同書簡は、3 億 5000 万人以上の家族農家や農業者を代表する82団体が共同で、COP27に参加する首脳に向けて発表された。書簡では、「世界の食料システムは、たとえ地球温暖化を1.5度に抑えたとしても、気候変動の影響に対処する能力がない」と警告し、「温暖化する地球で世界を養える食料システムの構築」がCOP27の優先事項でなければならないとしている(※)。

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農業ジャーナリスト、龍谷大学兼任講師、AMネット代表理事。

農・食・地域の未来を視点に情報発信する農業ジャーナリスト。龍谷大学兼任講師。京都大学農学研究科に在籍し国内外の農業や食料について研究。農場「耕し歌ふぁーむ」では地域の風土に育まれてきた伝統野菜の宅配を行ってきた。ヤフーニュースでは、農業経験から農や食について語る。NPO法人AMネットではグローバルな農業問題や市民社会論について分析する。有料記事「農家ジャーナリストが耕す「持続可能な食と農」の未来」配信中。メディア出演歴「正義のミカタ」「めざましテレビ」等。記事等に関する連絡先:kurodaira1974@gmail.com(お急ぎの方は連絡先をご教示くだされば返信します)。

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