大谷翔平の8試合連続打点は、メジャーリーグ記録まであと何試合!?
大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は、6月16日~22日の7試合とも、長打(安打)、打点、得点を記録した。それについては、こちらで書いた。
◆「大谷翔平の「7試合連続長打」と「3試合連続ホームラン」は自己最長タイ。球団記録とMLB記録は…」
試合がなかった6月23日を挟み、24日は、安打も得点もなかったが、最後の5打席目に左中間へフライを打ち、打点を挙げた。犠牲フライだ。
メジャーリーグ記録と比べると、大谷の8試合連続打点は、まだ半分に達していない。レイ・グライムスは、1922年6月27日(ダブルヘッダー2試合目)~7月23日に、17試合続けて打点を挙げた。歴代2位は、2000年6月14日~7月2日にマイク・ピアッツァが記録した、15試合連続打点だ。
ただ、ドジャースのゲーム・ノーツによると、8試合連続打点は、球団記録まであと1試合だという。
誰が記録を保持しているのかは、書いていない。調べたところ、3人が見つかった。見落としがなければ、1944年9月18日~28日にオージー・ガラン、1955年5月30日(ダブルヘッダー1試合)~6月5日にロイ・キャンパネラ、2011年9月25日~2012年4月10日にマット・ケンプが、9試合続けて打点を挙げている。
ドジャースは、6月24日に続き、25日と26日もアウェーでシカゴ・ホワイトソックスと試合を行う。ホワイトソックスの先発投手は、それぞれ、クリス・フレクセンとエリック・フェディが予定されている。
大谷は、2021~23年にフレクセンと23打席で対戦し、18打数3安打(打率.167)ながら、2打席目にホームランを打ち、1打点を挙げている。フェディとは、2022年に3打席。こちらは、2打数0安打、0打点だ。
なお、ホワイトソックスには、ロサンゼルス・エンジェルスで大谷とチームメイトだった、ジャレッド・ウォルシュ、マックス・スタッシ、マーティン・マルドナードらが在籍している。だが、ウォルシュは、AAAにいる。スタッシは、6月初旬に腰の手術を受け、昨シーズンに続いて今シーズンも全休――4月にAAAで5試合に出場――となった。
ちなみに、ウォルシュは、エンジェルス時代の2020年9月6日~18日に、10試合連続打点を記録した。
【追記:6/26】
6月25日、大谷は、先頭打者本塁打により、9試合連続打点とした(試合は続行中)。ロサンゼルス・タイムズのマイク・ディジオバンナによると、ドジャースで9試合連続安打は5人目、1955年のキャンパネラ以来だという。