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「写真のようなナスの切り方はやめてください!」元スーパーの店員が必死の呼びかけ【そのワケとは?】

ぱるとよ料理研究家

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秋は果物が美味しい季節ですが、忘れてほしくないのがナスです!秋のナスは夏のものに比べて皮が薄く、味わいがより一層深まると言われています。

ところで、ナスを冒頭の写真のようにカットしていませんか?実は、それはもったいないことなんです。その理由を、元スーパーの青果担当だった私が詳しく解説します!

ナスのヘタは切り落とさないで!

冒頭の写真のようにナスのヘタを切り落としてしまうと、なぜもったいないのでしょうか?それは、食べられる部分も捨ててしまうことになるからです。

ヘタの部分は食べられないと思われがちですが、ガクの部分を取り除けば、その下には美味しいナスの果肉が残っています。

麻婆ナスやナスの唐揚げなど、普段の料理にもそのまま使えます。ぜひ無駄なく活用しましょう!

「でも、ヘタをどうやってきれいに取ればいいの?」と思うかもしれませんが、実はとても簡単です。

ヘタをキレイに取り除く方法

①鉛筆削りのように削ぐ

ナスをしっかり洗い、ヘタを鉛筆削りのようにそぎ落とすだけです。硬いガクの部分がきれいに取れ、柔らかな果肉が現れます。

これだけで完成です!

料理が得意でない夫にも試してもらいましたが、簡単にヘタを取り除くことができました。

②半分に切ってヘタを剥く

次に紹介するのは、半分に切って焼きなすや田楽などにするときに便利な方法です。

まずは、ナスをキレイに洗って、半分にカットします。

ガクを手で取ります。

その後、りんごの皮を剥くように、ヘタの部分に沿って取り除きます。

たったこれだけで、キレイにヘタを取り除くことができます。鉛筆削りのようにヘタを取るよりも見た目もキレイに整いますよ。

まとめ

  • 冒頭の写真のようにナスのヘタは切り落とさない。
  • ヘタの硬い部分を取り除けば、美味しく食べられる。
  • 鉛筆削りのように削ぐようにヘタを処理する。
  • ナスを半分に切って、りんごの皮を剥くようにヘタを取り除く。

気になる方は、ぜひ試してくださいね。

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料理研究家

料理研究家、野菜、果物、コストコのお役立ち情報を発信中!【職歴】中堅スーパーの青果担当者~中央卸売市場 大卸 食育担当~3人の子供を育てながら食育フリーランスとして活動中(500回以上 食育講座の登壇経験あり)。

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