全国でここだけ!鳩サブレーでお馴染み「豊島屋 瀬戸小路店」限定、出来立てわっふるは鎌倉散策に必須です
人気ドラマへの登場、8月10日に発売された一枚缶の登場など、一時はサーバーダウンする程夏から初秋に注目を集めた創業1894年の老舗「豊島屋」さん。どことなく愛敬があり、子供の頃は両手の平にのせてもはみ出してしまうほどの大きさに、まるで夢のようなお菓子だと思っていました。勿論、大人になった今でもそのときめきは変わらず。
白磁の外壁が印象的な立派な佇まいの本店には数多くの本店限定品が販売され、上生菓子などを含めお土産を求める方でひしめきあい、実に国際色豊か。
しかし、鎌倉散策には欠かせないワンハンドグルメが、観光客で溢れる小町通りのお店でのみ販売されているのをご存知でしょうか?
今回は「豊島屋 瀬戸小路店」限定の「わっふる」をご紹介。
一枚一枚焼き上げられるワッフルの生地には「KAMAKURA TOSHIMAYA」の文字が。くるりと巻かれているのでなかなかお気づきにならないかもしれませんが、ぜひチェックしてみてくださいね。
今回はおすすめかつ定番ともいえる「あずきあん+バター」と「あんずジャム」を。
和菓子屋さんの美味しいこし餡は非常に滑らか、しかしワッフルの生地の厚みに負けない練り上げ具合となっております。卵の風味が効いたワッフル生地とあんこだけでも双方の甘さが際立ち、どこかハイカラな和のコンビ。
しかしそこに登場するバターで味わいはがらりと変化!鳩サブレーにも使用されているバターはひんやり冷たく、ひとくち齧るとほんのり温かいワッフル生地のおかげで一呼吸おいて塩気を伴いながら溶けていきます。
その塩気がこしあんやワッフルに華を咲かせ、いわずもがな三位一体の甘露に。
また、どこか懐かしく昔から販売されているという洋菓子などにも使用されている「あんずジャム」を惜しげもなくサンドしたものも乙なもの。
サンドされていても脇から流れ落ちてこない程どっしりとした重厚感のあるジャムは、初めてにもかかわらずどこか懐かしさを覚える方も多いのだとか。確かに果肉がごろごろかつ瑞々しいジャムも高級品としてギフト需要がありますが、こういったカジュアルかつストレートに甘酸っぱさに浸ることができるジャムも魅力的。
ジャムだけでも美味しいのは勿論、鎌倉かつ目の前でサンドされるということも相まって魅力は倍増。
また、私の密かな楽しみ方として、バターを少し齧ってあんずジャムのわっふるを頬張るのも皆さんにこっそりお伝えしたいところ…。
天候が不安定な日もありますが、2階に立食のイートインスペースもございますので、ぜひじっくりと鎌倉ならではの和スイーツをお楽しみあれ♪
最後までご覧いただきありがとうございました。
柳谷ナオ
<豊島屋 瀬戸小路店>
公式サイト(外部リンク)
神奈川県鎌倉市小町2-7-26
0467-84-8585
10時~17時
定休日 年中無休