【4月から気を付けるのは花粉だけじゃなくて】4月12日は黄砂も飛来?
読んで頂いてありがとうございます!
たくや/ランナーです。都内で医師&ランニングコーチをしています。
今回は4月からも気を付けて欲しい、黄砂・pm2.5についてまとめます。
・短時間で理解・対策ができるようまとめました。
・時間のない方は、黒板だけでもOKです。
・深く知りたい場合は、Noteも読んで下さい(無料)。
では早速いってみましょう!!
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はじめに
今シーズンは早めに花粉が飛び始めた影響で、早めにシーズンが終了しそうです。
鼻炎がひどくてアレルギー薬を服用していたランナーも、気管支が弱くて吸入をしていたランナーも、そろそろ薬をやめようかな~と思っていませんでしょうか。
各地の花粉の飛散予想
ちなみに日本気象協会のスギ・ヒノキ花粉のピークの予想では、一番遅い都内~東海地方でも4月中旬の予報になっています。
今シーズンは花粉が多かったためか、新規に発症した方や再燃した方を多くみかけました。
「先生さすがに今年は薬をお願いします!」よく相談をうけました。
そんな苦しんだ日々からようやく解放されそうです・・・が、
実は黄砂も4月が多い
花粉の黄色と似ているのであまり知られていないのですが、実は黄砂も偏西風が強くなる4月に多くなることが知られています。
3-5月は週1回程度飛来して、そして花粉症と似たような鼻水、のどのイガイガ感、咳などの症状がでます。
花粉が少なくなっても、5月までは黄砂の飛来にも注目して下さい。
そしてpm2.5も3-5月が多い
そして偏西風が強くなるとpm2.5も多く飛来するようになります。日本でも発生しますので、風にかかわらず四季を通じて多いのですが、やはり春は注意すべきです。
pm2.5もくしゃみ、鼻水や、咳や喘息様症状を引き起こすことが知られています。
そしてそれらはパフォーマンスに影響する
黄砂やpm2.5が飛来しても、パフォーマンスに影響しないでしょ!と思うかもしれません。たしかにアレルギー体質がなければ、あまり変わらないかもしれません。
ですがアレルギー性鼻炎や喘息のある人は、パフォーマンスが低下するとの文献もあります。とくにこの時期は花粉で、鼻や気管支が過敏になっています。花粉が減ってきても、しばらくは鼻や気管支を守ってあげて下さい。
だからこそ調べて欲しい
ですのでしっかり調べて、黄砂やpm2.5が多く発生する時には対策をたてて下さい。直近では4月12日の夜から13日の朝にかけて、黄砂が大量に飛来すると予想されています。走る前には花粉症のときと同じく、抗アレルギー薬を飲んで下さい。吸入薬を怠らないで下さい。そしてなるべくならスポーツジムなどを利用して、室内で走るようにして下さい。
黄砂の飛来予報:気象庁HPへ
pm2.5の予報:環境庁HP(そらまめ)へ
春マラはただでさえ記録が出にくい大会です。しっかりと対策して、シーズンを有終の美で飾って下さい。
以上、最後まで読んで頂いてありがとうございました。
興味があれば、こちらの自分のNOTEも参照下さい:
(都心の屋外でランニングをして大丈夫!?~そらまめの活用~)
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たくや/ランナーについて
中学・高校・大学と陸上競技部で、そして卒業後もランニングを続けています。フルマラソンのベストは2時間50分。
今は都内の病院で勤務をしつつ、ランステでコーチをしています(日比谷ライドのコーチ紹介)。
発信はおもにNOTEでしています(ビアランニングドクターのNOTE)