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【京都市】下京区 職人が一つ一つ仕上げる老舗菓子店「亀屋陸奥」の『松風』日本一薄い和菓子として有名♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都のお土産などで喜ばれるものの一つが和菓子ではないでしょうか?

京都には、老舗の和菓子屋が数多くありますが、その中でも「京都検定」などにも質問で出てくるほど歴史深いお菓子があります。

職人がひとつひとつ仕上げる『松風』は、日本一薄い和菓子として有名。

「松風」は、古くから伝わる伝統技法で作っておられる独特な和菓子です。

京都駅から徒歩15分ほどのところにある『亀屋陸奥』さん。

創業応永28年(西暦1421年)の室町時代からある亀屋陸奥の代表銘菓は本願寺ゆかりの「松風」です。

『西本願寺』の真前にあるので、私もお土産によくお持ちさせていただいてます。

砂糖、小麦粉、鶏卵、けしの実“日本一薄い和菓子“と呼ばれる片面だけを焼いた薄い焼き菓子。

織田信長と石山本願寺の合戦の際、兵糧代わりとして誕生したお菓子なんだとか。

家族用にはお得パックを購入させてもらいます。

「徳用袋」はその銘菓の味を半額以下750円(1袋)で楽しめます♪

丸状の松風を切り分ける際に出る切れ端を袋詰めしたもので20切れほどありますよ♪

「本願寺」が京都山科にあった頃から、御用を勤める家としてお仕えされていたそうです。

「松風」というお菓子は『亀屋陸奥』さんが発祥。

作るのに最低でも一週間かかり、温度や湿度の管理がとても難しいそうです。

賞味期限は10日間ほどです!

豆落雁『お富久』も人気商品です。

モッチリ感触に表面のケシの実が香ばしい香りを加えていてお年寄りにも優しいお菓子である「亀屋陸奥」さんの銘菓「松風」。

400年の歴史あるお菓子で、ケシの実が香ばしく、白味噌を塗った表面の塩気が楽しいですよ♪

亀屋陸奥
住所:〒600-8227 京都府京都市下京区西中筋通七条上る菱屋町153
営業時間:8:30~17:00
アクセス:京都駅より徒歩 約15分
電話番号:075-371-1447

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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