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【手帳の考え方】ToDoリストの書き方ツール編1リング式のダイヤメモToDoにToDoリストを書こう

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

ダイヤメモToDo。12のToDoが書ける
ダイヤメモToDo。12のToDoが書ける

 今まで、ToDoリストについての考え方を説明してきました。

 さてでは、どんなツールを使うのか。今回はそのためのアイテムを紹介したいと思います。ちなみに、これ以外にもToDoリストを書くためのツールは、デジタル、アナログを問わずに色々あります。それもおって紹介します。

 今回紹介するのは、「ダイヤメモ ToDo」(デザインフィル)です。

 同社からはダイヤメモという商品名で横罫のリング式メモ帳が長年発売されてきました。そして今回登場したのは、ToDoリストに特化したタイプです。

 1ページに書ける項目は12。12行のToDoリストです。罫の色は緑ブランドらしく緑色。行と行の間は点線が引かれています。
 最上部の空白にはタイトルも書けそうです。
 また、表だけでなく裏にもおなじように、12行のToDoリストが書けます。

裏面。下部に、「midori」の文字がない
裏面。下部に、「midori」の文字がない

携行する備忘録 

 サイズとしては、縦12cm×横7.5cm程度です。
 ドレスシャツのポケットに入る程度のサイズですね。
 特徴としては、手のひらでホールドしてめくった面に記入する感じです。

 また何回も見直す感じではなく、ちょくちょく記入して次から次へとチェックしていくような使い方だと思います。

 さらに裏面にも記入欄があります。このつくりから、面の連続性とか上下の面の一覧性は想定されていないことがわかります。

 つまり、日頃のちょっとしたタスクをメモし、処理するためのツールというわけです。プロジェクトの細かなタスクやその進捗などが想定されているわけではないことがわかります。

独立したToDoリスト

 また、このような紙のアナログツール全般に言えることですが、他者との共有も想定はされていません。紙であるが故、それがある場所でしかそこに書かれたものを参照できないわけです。逆に言えばそれでも十分役に立つためのツールとしてある事になります。

 この小ささもポイントです。これぐらいのサイズならいつでも携帯・参照できます。iPhone12よりもちょっと小さいぐらいです。注意点としては、当然ですがペンをつねに持っていることでしょうか。

 このように、ダイヤメモToDoは、日常的なタスク管理、例えば日用品や食糧を買うとか、クリーニングのできあがりをピックアップすると言った、日々の雑用の処理にむいていそうです。

 またはビジネスパーソンにとっての、見直す必要はないけれど、一時的に記録して処理するようなタスクの管理に役立つと思います。

 逆に向いていないのは、下位に小さなタスクがあるような大タスクの分解とか、その優先順位の組み替えとかでしょうか。必要なものののリストが長くなるような

 今までのToDoリストの書き方を参考にこういうツールの活用も是非考えてみてください。そして一度は使ってみることをオススメします。人によって、また用途によって合うあわないがあります。それを確認するためにもぜひ。

 また、このYahooJapanクリエイターズプログラムでは、これ以外のアナログ、デジタルの各種ToDoリスト用ツールを紹介していく予定です。

【この記事は、デザインフィルから商品を提供されて作成しています】

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は週刊誌の書評欄総ナメ。日経新聞「あとがきのあと」登場ほか大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

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