つい無意識にやってしまっているクセをなおす方法
つい髪や顔を触ってしまう、指の関節をぽきぽき鳴らしてしまう、貧乏ゆすり、脚を組む、腕を組む、頬杖をつく、などなど…
ふと気が付くとついやってしまっていて、できれば、なおせたらいいなぁと思っているクセ、誰にでも一つや二つあるのではないでしょうか。
ただ、無意識で行っていることは、無意識なだけになおすのが難しいのも事実。
ポイントは「無意識の意識化」です。
回数を数える
無意識に行っていることを意識化する方法の一つとして、「回数を数える」というものがあります。
あらかじめ “回数を数えよう!”と決めておくだけで、クセが出たときに自分で気付くことができます。自覚できれば、減らせるようになります。
関節をぽきぽき鳴らすクセがある人は関節を鳴らした回数を、すぐに頬杖をつく人は頬杖をついた回数を、「でも」と言ってしまう人は「でも」と言った回数を、忘れないように記録しておきます。
手帳に「正の字」を書いてもいいし、スマホにメモするでもいいので、クセが出るたびにカウントしていきます。
少し手間はかかりますが、毎日記録していると少しずつでも回数が減っているのが分かるのでモチベーションにつながりますし、だんだんゲーム感覚になってきて、「もっと減らしたいな」という気持ちが芽生えてきます。
置き換える動作を考えておく
もっと減らしたいなと思ったら「代わりの動作」を決めます。たとえば、
・関節をぽきぽき鳴らしたくなったら、拳をぎゅっと握る。
・鼻を触ろうと手が顔の近くにきたら、襟元をさっと直す。
・座っているとき脚を組みたくなったら、姿勢を正して座り直す。
…など、今あるクセに近い、代わりの動作を決めることで、少しずつ新しい動作の方にクセを移行させていくイメージです。
私自身、小学生の頃から指の関節を鳴らしてしまうクセがあるので、鳴らしたくてモヤモヤしたら、手を握ったり開いたりグーパーするようにしています。
長い目で取り組もう
回数を数えたり、代わりの動作を決めても、当然しばらくはクセが出てしまいます。
結果を焦らず、1~2年くらいかけて少しずつ減らしていこうという気持ちでゆったり取り組むほうが成功率は高いです。
なおしたいと思っているクセのある方、まずは自分が一日に何回やっているか、ぜひ一度ためしに数えてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。