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左手でマウスを操作してみて一週間、意外と快適だった3つのこと

畠山仁美所作講師

肩から右腕にかけて、ここ数カ月ずっと痛みが続いており、右手でマウスを操作するのがだいぶ辛くなってきていました。

そこで、左手でマウスを操作するようにしてみたところ、これが意外と快適だったので、ずっとこのまま続けることにしました。

今回は、左手マウスを一週間つづけてみて感じたメリットを3つお伝えします。

(なお、右手で使っていたマウスをそのまま左手に持ち替えただけで、設定などは何も変更していません。左クリックは中指で、右クリックは人差し指で行っています。)

1,マウスの位置が体に近くなる(姿勢が良くなる)

私にとっての一番のメリットがこれでした。

文字入力部分を体の中心に持ってくると、右側に十字キーとテンキーがある分、マウスの位置が少し体から離れます。これが右腕に痛みのある状態には負担でした。

マウスを体に近づけるためにはキーボードを左に寄せなければならず、そうなると姿勢の中心軸がずれて体に負担がかかります。

これらの問題が、マウスを左にしたことで解決しました。

文字入力部分を体の中心に持ってきても、マウスが体の近くにあるので、左腕にはほぼ負担を感じず、かなり楽になりました。

2,テンキーが使いやすくなった

これは、左手マウスにした人ほぼ全員が感じるメリットではないかと思います。マウス操作とテンキーの入力が同時にできることで、作業効率がUPしました。

3,利き手(右手)が空く

マウスを操作しながらメモを取ったり、スマホを確認したり、ワンコを撫でたり…と、利き手が空くメリットが色々ありました。

右手でもショートカットキーは使える

左手で行っていたショートカットキーが不便になるな…と思ったのですが、コピー&ペーストなどは右手でも同じことができると今回知りました。

コピー   [Ctrl ]+[Ins]
ペースト  [Shift]+[Ins]
カット   [Shift]+[Del]
上書き保存 [Shift]+[F12]

どちらの手でも慣れておくと何かと便利かもしれません。

慣れるまでの期間は?

クリック、範囲指定、スクロールなど、ごく普通の動作に関しては、初日からそれほど違和感なくできていました。

ただ、「画像の位置を微調整する」のような細かい作業については、慣れるまで一週間ほどかかりました。利き手と同じくらいスムーズになるにはもう少しかかりそうです。

左手マウスのメリットは大きい

マウスを使っていて腕に負担を感じる方、PC作業中の姿勢を見直したい方、机のスペースが狭い方、ちょっと気分転換したい方、などなど「左手マウス」おすすめです。まだやったことがない、という方は一度ぜひ試してみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

所作講師

日常の振る舞いを見直すことで、心・体・生活を整えるお手伝いをする所作講師。立つ・座る・歩く・物を扱う・挨拶する、といった日常あたりまえに行っている所作を通して、振る舞いだけでなく自分の内面も見つめ直すレッスンが好評。2011年の開講以来マンツーマンレッスンにこだわり、一人一人と向き合ってきた。ブログ【所作美人のヒント】では、バタバタと忙しい日々の中で、所作を通して自分を磨く考え方を発信。著書「一日一分からはじめる『おだやかな人になる所作の習慣』」

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