【京都市】東山区 『粟田御所』と呼ばれる「青蓮院門跡」にある天然記念物クスノキと「親鸞聖人得度聖地」
京都の東山区にある「粟田口」は、京都へと続く街道「京の七口」の一つである東海道にあります。
「京の七口(きょうのななくち)」とは、京都につながる街道の代表的な出入口の総称として用いられます。
その「粟田口」に位置する天台宗総本山比叡山延暦寺の門跡寺院である『青蓮院門跡』。
大きなクスノキが目印です。
神宮道と言われる歴史的に大切で大きな寺が多く鎮座されています。
平安神宮の大きな鳥居から八坂神社へ続く円山公園まで続く観光名所の場所でもあります。
ハリウッド映画もこの辺りでよく撮影されているので、「高津商会」の刀剣などの小道具たちも大活躍している場所でもあります!
粟田御所とも呼ばれる天台宗の三門跡のひとつである『青蓮院門跡』の入り口には、京都市の天然記念物に指定されているクスノキがあります。
青蓮院の大楠(幹周/5. 94m、樹高/26m)は5本あります。
五本の大楠は、青蓮院が現地に移転した13世紀以降に植採されたものと右下の説明板にあります。
数百年の樹齢を保っています。
青蓮院の巨大な楠(くすのき)は5本あります。
門前の道路、築地の上に3本、門の右脇に1本、境内の本堂前庭に1本。
門前には親鸞聖人お手植と伝えられる楠の名木があると説明を受けました。
青蓮院門跡とは皇族や貴族が代々住持する格式高い寺院です。
比叡山上にあった僧侶の住坊が起源で、当時は最澄や円仁をはじめとした高僧の住居であったと伝わります。
鳥羽法皇が現在地に殿舎を造営して門跡寺院としての青蓮院がはじまりです。
何百年にも渡り生き続ける巨大なクスノキのその偉大なパワーを見ているだけでも力をいただけますよ♪
青蓮院門跡
京都市東山区粟田口三条坊町69-1
電話番号075-561-2345
拝観時間9:00~17:00(受付終了16:30)