【京都市】東山区 パワースポット?『出世えびす』と『粟田神社』皇室ゆかりの宝物殿♪
牛若丸としてしられる「源義経」が奥州に旅立つ前、源氏再興を祈願した「出世えびす」様が『粟田神社』にあります。スサノオノミコト・オオナムチノミコトを主祭神として祀り、厄除け・病除けの神と崇敬される神社です。
毎年1月のえべっさんの日には「出世えびす」のご開帳をされてます!
1月9日から11日まで行われる「出世えびす祭」では商売繁昌・家内安全のご利益がある七福笹などの縁起物が授与されます。
私も残り福をいただきに、「粟田神社」へ行ってみました。本殿の側にある小さな祠の一つがえびす社です。
出世えびす祭ではご神像・恵美須神像がご開帳。恵美須神像は天台宗の宗祖である伝教大師・最澄作その満面の笑みを見ているだけでこちらの心もほっこり、小さな悩み事など、なんでも笑って吹き飛ばせそうな気がします♪
拝殿は紅白幕でお祭り感満載でした!
粟田神社の末社で、土地の守り神である「太郎兵衛大明神」が祀られている「太郎兵衛神社」もあります。もともとは隣の「青蓮院」にあった土地の神だそうです。神仏分離令によりこちらへ移されました。
その奥には、赤煉瓦の壁が!
宝物殿の前では、「出世えびす祭」の期間無料で甘酒がふるわれてました。
皇大神宮由緒御唐櫃とあります。
『粟田神社』の由緒がありました。平安時代の清和天皇が祈願されたんですね!
今年の干支であるウサギちゃんもいました♪粟田焼発祥之地と言われるだけありますね。
由緒
古くは山城国愛宕郡下粟田郷に属し、粟田郷は上粟田(北白川 浄土寺 鹿ケ谷 岡崎)下粟田(三條以南)に分かれ、この地は上古のころ孝昭天皇(人皇五代)の皇子天足彦国押人命を祖とする一族が住み鉱物を穿ち、栗や瓜を主食として、中古熱田神宮が奉祀されるや一族熱田の社人として移り、土地名を残すのみとなれり。その氏神として上古より祠ありしが人皇五十六代清和天皇負観十八年(八七六)悪疫流行のため、奉行藤原興世に勅して都の東、白雲の泡立つ郷の霊地に一社を建つ。これ當社の社位による創祀である。又伝う往古八坂神社を感神院と称するに対し当社を感神院新宮と称し、祇園会無き年は当社の祭礼として祇園会の代りとなす記錄あり。依りて当社代祭礼は祗園会の始めの形なりと云う。
「高津商会」にあるような、槍や薙刀、刀などが飾られてました。刀剣の聖地と言われるだけあります!
以前に「粟田神社」の「粟田祭」や、末社である「鍛治神社」について書いた記事がありますのでご参照ください→様々な有難い神様が鎮座されている『粟田神社』♪
御朱印も様々あり選ぶことができますよ♪
社宝を常設展示する宝物殿は2020年の夏に新しく完成したそう。通常午前8時30分〜午後4時30分の間無料で入れるそうです。オススメですよ!
鍛冶神社(粟田神社)
住所:京都市東山区粟田口鍛治町1
TEL: 075-551-3154