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2021年に向けての #ことばのアイディア (1) 「コンピュテーショナル」

松村太郎ジャーナリスト/iU 専任教員
コンピュテーショナルというキーワードは、その可能性を拡げていきそうです。

2020年もいよいよ終わり。個人的にインパクトの大きかった話題をいくつかお届けしたいと思います。2021年につながるキーワードについて、1つ目は「コンピュテーショナル」です。

必ずしも2020年に勃興したものではありません。コンピュテーショナルというキーワードは、マーケティング的には、2018年にAppleやGoogleがスマートフォンのカメラアプリの実装で活用したキーワードです。

カメラはアナログの時代からデジタルの時代に移りましたが、それでも画質に最も支配的に影響を与えるのは光です。よりたくさんの光を取り込むことが重要で、デジタルカメラでもレンズやセンサーサイズが重要な要素であり続けています。

iPhone 12 Pro Maxのように、実際に大きなセンサーを実装する例外はありますが、スマートフォンには、レンズやセンサーなどを大きくできない、という物理的制約があります。そこで「コンピュテーショナル」フォトグラフィーという言葉が出てきます。

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ジャーナリスト/iU 専任教員

1980年東京生まれ。モバイル・ソーシャルを中心とした新しいメディアとライフスタイル・ワークスタイルの関係をテーマに取材・執筆を行う他、企業のアドバイザリーや企画を手がける。2020年よりiU 情報経営イノベーション専門職大学で、デザイン思考、ビジネスフレームワーク、ケーススタディ、クリエイティブの教鞭を執る。

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