瓶詰のごはんのお供は普段の食事にも防災備蓄にもおすすめ
夜になると、幾分涼しく感じることもありますが、まだまだ暑い日が続いていますね。
食べる元気はあっても、作る方が元気がない…なんていうことはありませんか?
わが家の介護メンズは暑さなんて関係なく、よく食べています。しかも揚げ物や肉類を欲するという、料理を用意する方としては、「そんなの暑くて作れない。ガスを使いたくない」というのが本音です。でも、しっかりごはんは食べてもらいたいという気持ちもあり、「どうやって満足してもらうか」と少々頭を使いました。
条件として
1.火を使わない
2.たんぱく質がとれる
3.ごはんが食べられる
4.塩分も少し強めのもの(熱中症予防を考えて)
この条件に当てはまるものがあれば、自分がごはんの準備が面倒、少し体調が悪くてもごはんさえ炊いてあれば、何とかなる!と思い、色々考えては、食卓に出していました。
その結果、わが家の介護メンズがハマってくれたものは、いわゆる「ごはんのおとも」と言われるような瓶詰でした。一般的に「海苔の佃煮」や「鮭のほぐし身」の瓶詰といったものです。特にたんぱく質がとれる「鮭のほぐし身」や「たらこ」など少し塩分が多いものが暑いせいか、受け入れられました。
最近では様々なメーカーやご当地瓶詰などもあり、なかなか旅行に行けない介護メンズはご当地ものは喜んで食べています。少々、お値段は高くなりますが、旅行に行けない分、お取り寄せして食べるのも楽しみの1つだと思い、好みのものと思われるものを探しては試しています。そして、珍しいものがあると、食事に興味を持ってくれるので介護メンズの食に対する意欲も落ちずに済んでいるのかもしれないと感じました。
また、これらの瓶詰は多くが常温保存でき、長期間持つものが多いのが特徴です。もちろん、最近の暑さを考えて保存はできるだけ直射日光の当たらない暗めな場所を選ぶなど配慮は必要です。ですが、きちんと保管をして開封後は早めに食べきる、瓶詰は「直箸(じかばし)」禁止など最低限のことを守れば問題ありません。(もちろん、賞味期限内に食べてくださいね)
万が一、台風や地震などの災害時用の備蓄としてもおススメです。お気に入りのモノを見つけてストックしておけば、レトルトのごはんやおかゆがあれば災害時のごはんも「食べ慣れた味」で食べることができます。また、鮭やたらこ、ツナ缶や鯖缶はたんぱく質がとれます。海苔の佃煮などは海藻なのでミネラルが取れます。災害時の食事で栄養が少し心配…という時も常温でたんぱく質がとれるものがあるというだけで安心感があります。
塩分は商品によって異なりますが、日持ちさせるためにも少し多めに入っているものが多いので、摂りすぎには注意してください。
※食べる方の「かむ力」「飲み込む力」には個人差があります。少しでも不安がある場合は、かかりつけの医師や訪問看護さん、ケアマネージャーさんなど気軽にご相談してくださいね。また、持病をお持ちの方は、たんぱく質の制限や水分制限をされている方もいらっしゃいます。一度、かかりつけの医師や訪問看護さん等医療関係者にご相談してくださいね。