【体が硬い人むけ】下半身の筋肉をほぐすストレッチ2選
長時間の立ち仕事やデスクワークなどで、下半身の筋肉は硬くなってしまいます。下半身の筋肉が硬くなってしまうと、骨盤の位置が前後に傾いてしまい、姿勢が悪くなってしまいます。また、下半身の冷えやむくみの原因にもなるので、硬くなった下半身の筋肉を積極的にほぐしていきましょう。こちらの記事では、太ももの内側の筋肉と裏ももの筋肉をほぐすストレッチをご紹介します。
内転筋群をほぐすストレッチ
太ももの内側の筋肉を「内転筋群(ないてんきんぐん)」と呼びます。内転筋群は、股関節を内側に閉じる際に働く筋肉です。内転筋群が硬くなると、股関節の動きが制限されてしまい、太ももの筋肉が衰えたるみやすくなります。他にも、O脚になったりと姿勢が崩れ、腰痛の原因になります。
ストレッチのやり方
①右ひざを曲げ、かかとをお尻に近づけて座ります。左脚は横に伸ばします。
②背筋を伸ばし、息を吸って、吐きながら上半身を前に倒します。左足のつま先は、天井方向へ。
③左の内ももの筋肉が伸びていれば大丈夫です。呼吸を続けながら、30秒ほどキープをします。反対側も同じように行います。
ハムストリングをほぐすストレッチ
太ももの裏側の筋肉を「ハムストリング」と呼びます。ハムストリングは、ひざを曲げる際に働く筋肉で、姿勢保持にも関係します。ハムストリングが硬くなると、腰や背中が丸くなりやすく、腰痛の原因になります。
ストレッチのやり方
①右ひざを伸ばし、右内ももに左の足裏をあてます。背筋をグッと伸ばします。
②息を吸って、吐きながら上半身を前に倒します。心地よくハムストリングが伸びる程度で大丈夫です。
③呼吸をしながら、30秒ほどキープをします。反対側も同じように行います。