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オートバイのあれこれ『元祖ニンジャを所有して感じたこと』

Rotti.モトエンスー(moto enthusiast)

全国1,000万人のバイク好きたちへ送るこのコーナー。

今日は『元祖ニンジャを所有して感じたこと』をテーマにお話ししようと思います。

今も「元祖ニンジャ」として支持を集めているカワサキの『GPZ900R(GPz900R)』。

私は以前にGPZ900Rを所有していたことがあるので、今回は私が感じたGPZ900R(以下、ニンジャ)の魅力を軽めにシェアさせていただきます。

魅力①. ルックス

▲エッジの効いたシルエットが唯一無二のカッコよさを放つ〈画像引用元:川崎重工〉
▲エッジの効いたシルエットが唯一無二のカッコよさを放つ〈画像引用元:川崎重工〉

ニンジャといえば、やはりその唯一無二のスタイリングデザインを語らずにはいられません。

Z1000Mk.ⅡやZ400FXといった角Z系モデルにも通ずるエッジの効いた男らしいシルエットは、まさに「カワサキのバイク!」という感じ。

私は特に、フロントカウルの先っぽ(ヘッドライトの前の部分)がキバのように少しトガっているのがお気に入りでした。

正直ニンジャには短所もいくつかありますが、それらのネガを「まぁいいか」と許してしまえるくらいのカッコよさがあるように思います。

魅力②. ツーリング性能が高い

▲荷物の積載に困らないユーティリティの高さもかなりの魅力
▲荷物の積載に困らないユーティリティの高さもかなりの魅力

ニンジャは元々、カワサキが世界最速を狙って作ったスーパースポーツモデルなのですが、いざ所有してみると、運動性能よりツーリング性能の高さに私は感激してしまいました。

エンジンパワーに余裕があり、ライディングポジションも窮屈でなく、荷物も積みやすい。

さらに高速道路ではカウルのおかげで快適にクルーズできる。

日帰り400〜500km程度のツーリングなら割とラクにこなすことができます。

カワサキは80年代、レーサーレプリカブームのなかにあっても、唯一“公道重視”のバイク作りを貫徹していましたが(GPZ400R等)、その頃の一般ライダーに対する配慮、良心みたいなものをこのニンジャからはひしひしと感じます。

特に積載性は、昨今の尻すぼみデザインのオートバイと比べると圧倒的に優れているのではないでしょうか。

タンデムシートの座面は広く、またグラブバーや荷掛けフックも備わっているので、ストレッチコードやネット、ロープ類があれば簡単に荷物を載せられます。

魅力③.情報量が多い

▲2003年登場のファイナルエディション。84年から20年にわたり生産された〈画像引用元:川崎重工〉
▲2003年登場のファイナルエディション。84年から20年にわたり生産された〈画像引用元:川崎重工〉

ニンジャはデビュー以来長きにわたって人気を博してきたバイクなので、維持管理に関する情報もたくさん出回っています。

情報が多ければ、その分何かあった時に対応・対策しやすいので、それが維持するうえでの安心感につながりますね。

アフターパーツも多くありますから、インターネットで調べながらDIYで修理するということもしやすいバイクだと思います。

モトエンスー(moto enthusiast)

バイクを楽しむライター。バイク歴15年で乗り継いだ愛車は10台以上。ツーリング/モータースポーツ、オンロード/オフロード、最新バイク/絶版バイク問わず、バイクにまつわることは全部好き。

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