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税込550円という衝撃!ダイソーさん、本当に大丈夫?って驚いた『アルミピンチハンガー』

ハナおうちクリーニング(洗濯)研究家

こんにちは、おうちクリーニング(洗濯)研究家のハナです。

100円ショップのダイソーから、まるで無印良品のようなシンプルかつ高性能なアルミピンチハンガー(24ピンチ)を見つけたのでレビューします。

プラスチックよりも軽く、ステンレスのように丈夫なアルミ製。しかもピンチ部分は熱にも気温差にも強いポリカーボネートです。

同等品だと1,500円〜3,000円くらいが一般市場価格。無印良品の似た商品だと2,690円するところ、ダイソーのアルミハンガーは、なんと550円で購入できてしまうという衝撃。

本日はダイソーのご乱心としか思えないお得すぎる洗濯グッズをレビューします。

アルミピンチハンガー(24ピンチ)の概要

名称 :アルミピンチハンガー24ピンチ

価格 :550円(税込)

サイズ:幅50× 奥行 35.5× 高30.5cm(折りたたみ時27 × 35.5 × 8.5cm)

重さ :426g

素材 :アルミニウム、ポリプロピレン、ポリカーボネート

容量 :ピンチ数24個

生産国:中国

JAN :4550480242385

ステンレスのように丈夫でプラよりも軽い

100円ショップなのに税込550円は高いんじゃない?って思うかもですが、一般的には500円前後で購入できるピンチハンガーの素材はポリプロピレン、いわゆるプラスチックです。

ポリプロピレンは安価で軽くカラフルなのが特徴で便利ではあるんですが、耐久年数は長くて5年。ベランダに出しっぱなしにした場合は2年を待たずにバキッと割れてしまいます。

その点ステンレスはポリプロピレン製に比べて高価ではありますが、耐久年数は10年以上。ちなみに私が愛用しているステンレスピンチハンガーは20年選手です。

ただ、重いのが最大の欠点。自宅で落とした時はフローリングが少々凹みました。

ポリプロピレンの耐久年数の短さと、ステンレスの重さというデメリットを補う素材が、軽くて丈夫なアルミです。

私が持っているステンレス製の24ピンチは500g、ダイソーのアルミピンチハンガーは折りたむギミックが付いているもかかわらず425gとずいぶん軽量です。

女性でも片手で軽々持つことができます。

ピンチは防弾ガラスにも使われるポリカーボネート

ステンレスのようにカビにくく、軽くて丈夫なアルミ製品ですが、アルミって金属の中では柔らかく変形しやすい素材なので、稼働部分のフックやピンチ、連結部分はポリプロピレンだったりするんです。なので、ステンレスほどは耐久年数が長くはありません。

アルミ本体が残っても、ピンチだけが劣化して欠けていき、歯抜けのような見た目になっていくのが悲しいところ。なのにポリプロピレンよりも高価です。

その点、ダイソーのピンチハンガーはもっとも荷重がかかるピンチ部分はポリプロピレンよりも丈夫なポリカーボネート。

ポリカーボネートは衝撃や紫外線にも強く、-40~125度と使用温度が幅広いので四季のある日本の室外でも劣化しにくく、燃やしても有毒ガスがでない優れもの。

ただ丈夫な分、価格はさらに上がります!

と言うわけで、丈夫で軽いアルミ+ポリカーボネート製の大容量ピンチハンガーが税込550円なのは驚愕としか言いようがありません。

まるで無印良品のようにシンプルで高機能なピンチハンガー

部屋干ししてもインテイリアの邪魔にならないシンプルなデザイン。

ピンチは側面だけでなく内部にも2本ポールが通っていて、そこにもピンチが8個ついています。

ピンチハンガーの外周にタオルを配置して内部に見られたくないものを干すなんてことも可能。

なかなか考えられたピンチの配置です。

しかも、このピンチハンガーのすごいところは、ピンチが左右に稼働するところ。

ピンチハンガーを使うと、もうすこし右(左)にピンチがあれば効率よく干せるのになって思うことが多々あるんですよ。

50個以上のピンチが付いたハンガーだったらいくつかのピンチを無視して干すこともあるんですが、24個だとできればピンチを全部無駄なく使いたい。

そんな時に稼働するピンチなら欲しい位置にずらせるのがいい。

そして、じつはこのピンチは左右に動かせるだけでなく外せます。

内部のポールにピンチを増やしたいって時にカスタム可能。これは何気にありがたい機能。

フックは自由度が高い3wayタイプ。

洗濯ポールをしっかり掴むクリップ、ポールや鴨居などに手軽に引っ掛けられて、洗濯ロープもズレることなく挟むことが可能な仕様となっております。

360度まわるので本体を横長にも縦長にも仕様できてノンストレスです。

折りたたんで使えるので収納は省スペースでOK。

ダイソーアルミピンチハンガーの残念ポイント

これだけ安くて高機能なダイソーのピンチハンガーではありますが、残念なポイントもあります。

ピンチ部分は丈夫なポリカーボネートなんですが、フックとジョイント部分はポリプロピレンです。

なので、ずっと室外に置いておくと耐久年数は短め。長く使いたい場合は干し終わったあとは室内で収納する必要があります。

開閉時は少々硬く感じます。だけどこれは使い続けていくとスムーズに開閉するようになるかもしれません。

開く時にピンチ同士が時々引っかかるのも残念ポイントです。

ダイソー アルミピンチハンガー(24ピンチ) まとめ

残念なポイントは若干あるものの、550円という価格を考えると目をつぶっても問題ない程度。

本体は軽く、洗濯物をつけたままでも簡単に持ち運びできますし、使い勝手はとてもよい商品です。

正直、アルミ+ポリカーボネートのピンチハンガーが1000円以内なんて、ダイソー以外では見つけることはできないと思います。

プラスチック(ポリプロピレン)製のピンチハンガーが壊れてしまって、新しいものを買おうかなと思っておられる方はダイソーのアルミハンガーなら迷わず購入してOKです。

ぜひ使ってみてもらいたいダイソーの逸品です。

おうちクリーニング(洗濯)研究家

年間100以上の洗濯グッズを自腹で試すおうちクリーニング(洗濯)研究家。世の中に当たり前のようにある洗濯に関する常識が本当なのか?売れている商品は本当に使えるのか?そんな疑問を実際にやってみて、誰もが目に見えるかたちで公開するブログ「洗濯ラボノート」を運営。雑誌「LDK」、「LEE」、「Mart」、「大人のおしゃれ手帳」など多数掲載。関西を中心にテレビにも出演。 苦手を「できる!」に変える洗濯の裏技やグッズを紹介します。

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