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ダイソー『浴室干しバスタオルハンガー』は、乾かない、場所がないを解決する理想型ハンガー

ハナおうちクリーニング(洗濯)研究家

こんにちは、おうちクリーニング(洗濯)研究家のハナです。

100円ショップのダイソーで、プラスチックの中でも丈夫で高級感のあるポリカーボネートを使ったハンガーを見つけました。

熱に強いので浴室乾燥でも安心して使えるというコンセプトのハンガーなのですが、じつは耐熱よりももっとすごい利点があったんです。

ダイソー 浴室干しバスタオルハンガーの概要

名称 :浴室干しバスタオルハンガー(ポリカーボネートフック)

価格 :110円(税込)

サイズ:(外寸)幅44.5cm〜70cm × 高さ19cm〜24cm × 奥行1.3cm

素材 :ポリプロピレン(本体)、ポリカーボネート(フック)

生産国:中国

JAN :4549131960358

通常の幅は(内寸)約41cm

伸ばすと(内寸)約65cmまで伸びて、バスタオルが楽々干せるサイズになります。

一般的はバスタオルの幅は約60cm

洗濯ポールに直接干すと60cm、二つ折りにしても30cmは必要です。

家族が多かったり週末まとめ洗いだとバスタオルだけで干場が占領されてしまうんです(泣)

なので、マンションのベランダや室内は干す場所が限られているので、幅5cmもあればバスタオルを干すことができるバスタオル用ハンガーはとても便利なのです。

最大のウリ文句となっているポリカーボネートはフックの部分だけです。

もっとも負担が大きいフック部分が強化されているので、耐久性は上がるんじゃないかな?

でも正直なところ、フックだけならポリカーボネートじゃなくてもいいような気もします。

浴室だけでなく室外でもおすすめのハンガー

パッケージには「浴室乾燥機対応」「熱に強い」と書いています。

ポリカーボネートって特別に耐熱温度が高そうって感じるかもですが、じつは100円ショップでよくあるポリプロピレン製のハンガーと耐熱温度は変わりません。

ポリプロピレン・・・100~140度

ポリカーボネート・・120~130度

商品によってはポリプロピレン製のハンガーのほうが耐熱温度が高くなる場合があるほど!

では、ポリカーボネートの何が優れているのかと言うば・・

『耐候性』

紫外線や温度変化に強いんです。

もちろん120度まで温度が上がる浴室乾燥機は存在しないので(通常は60度前後)、浴槽乾燥機にも問題なく使えますが、どちらかといえば紫外線が降り注ぎ、朝昼晩と気温が変化する室外向きの商品ではないかなと思います。

ダイソーの『浴室干しバスタオルハンガー』は乾燥機付きの浴室でも、太陽さんさんの室外でも使えるんです。

浴室乾燥機は使わないからといって、このバスタオルハンガーをスルーするのはもったいない。

なぜなら、100円ショップで販売されているバスタオル用ハンガーをひととおり試してみて、この「浴室干しバスタオルハンガー」はほぼ理想的な形で使いやすいから。

ほぼ理想に近い「バスタオルハンガー」

100円ショップだけでもたくさんのバスタオルハンガーが販売されています。

私もたくさんのバスタオル用のハンガーを試してきましが、一長一短で良いところもあれば不便なところもある。

なかなか “これが一番” というハンガーには巡り合えないものです。

だけど、ダイソーの浴室干しバスタオルハンガーはかなり理想に近い。

バスタオルをセットしやすい

タオルを通す空間が狭いハンガーがあり、タオルを干すのには十分なんですが、タオルをセットしにくいんです。

2.5センチくらいだとタオルをつかんだまま手が入らないのでタオルの端っこを差し込んでズルズルと引っ張るようにしてセットするんですが、これが時間がかかって面倒。

気がついたらあまり使わなくなっていました。

ダイソーの『浴室干しバスタオルハンガー』は12cmと余裕で腕が入るサイズで、タオルを無造作に突っ込んで平たく伸ばせばセット完了。

ものすごく早い!

アームを伸ばして最長の状態にしてもしなったりぜず丈夫なのも素晴らしいです。

フックがかけやすい

ハンガーによっては「なぜそのサイズにした?」と思ってしまうほどフックが小さいものがあります。

一般的な洗濯ポールの直径は3〜3.5cmなので、小さいフックだと入らないポールが多いんです。

我が家の場合は、浴室用のポールは2.5cmで入りましたが、ベランダや室内干しのポールは直径が3.5cmほどで入らない。

使えるポールと使えないポールがあるのは使い分け必須で使いにくい。

あと、ストッパーが付いていると風で動かなくていいのですが、洗濯物を取り込む時にポールから取り外しにくくて何気に不便。

小さいフックのハンガーも自然に使わなくなりました。

ダイソーの『浴室干しバスタオルハンガー』はフックの幅が3.5cmなので、ほとんどの洗濯ポールに対応していて、洗濯ポールからの取り外しも楽です。

洋服も干せる

バスタオルを干さないときも普通の洋服用のハンガーとしても使えてポイント高し。

肩幅に合わせてアームの長さを調整できるので変な干しジワができず、乾きにくい脇の部分も早く乾きます。

ダイソーの『浴室干しバスタオルハンガー』のまとめ

使い始めて1か月ほどになりますが、 今のところはストレスを感じることはなく使っています。

税込110円とは思えないほどしっかりした作りですし、こんなハンガーが欲しいなと思い描いていたバスタオルハンガーのほぼ理想形。

バスタオルを干さない時は普通のハンガーとして使えますし、利用度も上がるというものです。

プチプラでバスタオルハンガーを探しているは、迷わず購入していいのではないでしょうか?

おうちクリーニング(洗濯)研究家

年間100以上の洗濯グッズを自腹で試すおうちクリーニング(洗濯)研究家。世の中に当たり前のようにある洗濯に関する常識が本当なのか?売れている商品は本当に使えるのか?そんな疑問を実際にやってみて、誰もが目に見えるかたちで公開するブログ「洗濯ラボノート」を運営。雑誌「LDK」、「LEE」、「Mart」、「大人のおしゃれ手帳」など多数掲載。関西を中心にテレビにも出演。 苦手を「できる!」に変える洗濯の裏技やグッズを紹介します。

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