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【京都/福知山】これは美味い!大阪人もハマる福知山市のお好み焼き(うす焼き)とは…

旅人間はらぺこライター

福知山市と言えば、明智光秀ゆかりの地として知られ、市内には福知山城を中心に明智藪、御霊神社などの見所があります。

そんな福知山のご当地グルメと言えば「うす焼き」に「ゴムそば」でしょう。

その名を初めて聞いた時は「えっ…ゴム?」と。私は大阪出身ですが、大阪ではあまり耳にしない料理名です。ネーミングがキニナル。

これは福知山市に昔からある「お好み焼き」と「焼きそば」なんだとか。そんな名物グルメを求め「お好み焼き めだか」に来てみました。

御霊神社から南に徒歩で5分ほど、閑静な住宅街の中にポツンと夕暮れ時に灯るレトロな看板、屋根瓦の下に風鈴とベンチ、なんだかとっても良い感じ。

暖簾をくぐり引き戸を開けると、そこには常連客ご夫婦の姿、カウンターだけの小さなお店ですが、日常的にありそうな風景がとっても絵になります。

さて、福知山で ”お好み焼き” と言えば古くから「うす焼き」が定番で、逆に大阪風のお好み焼きはこの地域で食べられていなかったのだとか。

メニューにある「あつ焼き」とは大阪風のお好み焼きのこと。

ちなみに、今から約40年ほど前、大阪まで修行に行き福知山で初めて大阪風のお好み焼きを販売したお店でもあるという。

要するに、ここが「うす焼き」「あつ焼き」を一番最初に名付けた店になります。

今回は最もシンプルな「うす焼き」の ”やさい焼” を注文してみました。

大阪でお好み焼きと言えば主な具材はキャベツですが、ここではネギ。そして、すじ肉とイワシちくわの炊いものなど…

名前の通り見た目は薄いけど…

近くで見ると具がギュッーと詰まっているのが分かります。

お好みで青のり、粉カツオ、マヨネーズをかけ…

食べてみると、あぁ~うまい!

ペロリと食べられる口当たりの良さは言うまでもなく、しっかり染み込んだ具材の旨みとネギの相性がとっても印象的。

今回はソースを最初にかけたが、何も付けずにそのまま食べても絶対に美味しいはず。

ちなみに、改めてメニューを見ると…

ぶた・えび・いかの「ミックス焼」
そこに ”玉子” を加えると「フォックス焼」
更に ”そば” を加えると「ゴックス焼」

…と、ますます面白い!

それにしてもホント素敵なお店。

店は小さく座席数は少ないが、お客さんとの距離が近くてアットホーム、雰囲気が良くて居心地も抜群です。

常連さんから「この店を見つけたのは正解」と言われましたが、まさしくその通りかと。福知山に行く度に立ち寄りたい店になりました。

次は「あつ焼き」を…いや「ゴックス焼」も気になります。

今回紹介の「うす焼き」は福地山に来たら絶対に食べておきたいご当地名物、その一方で「ゴム焼きそば」は食べられる店が少なくなっているのだとか…。

そんな「ゴム焼きそば」については次の記事で紹介致します。

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この麺、まるでゴムじゃないか!と叫びたくなるご当地グルメ

<店舗情報>
お好み焼き めだか
住所:京都府福知山市 字裏ノ北栄107
電話番号:0773-22-3271
営業時間: 16:00〜21:00
ランチ営業 金•土 11:00〜14:00
定休日:木•日•祝
駐車場:あり
(駐車場の詳細は公式インスタを参考に)
公式Instagram(外部リンク)
地図(外部リンク)
取材協力:お好み焼き めだか様

はらぺこライター

旅行好きのライター。各地に伝わる伝説や民話、古くから地元で大切にされているモノを親しみやすく紹介したい|地元で人気の食堂やレトロな喫茶店巡り|”思わずクスッと笑ってしまうような”珍スポット探し|目標は個性的でヘンテコな旅本の出版|フォローして頂けたら嬉しいです。

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