お正月にとりたい酢をたっぷり使った「菊花かぶ」おせち料理の口直しと体調維持に最適
野菜の料理家、越野美樹です。
野菜不足になりがちな年末年始に、食感がよくさっぱりとした浅漬けをご紹介します。
今回ご紹介する「菊花かぶ」は、甘いものが多いおせち料理のお口直しに最適です。
清潔な容器に入れて冷蔵庫に入れれば日持ちしますので、今のうちに作っておけば、お正月にゆっくり食べられますよ。
「菊花かぶ」のレシピ
【材料】作りやすい分量
かぶ 3個(約150g)
塩 5g
米酢 大さじ2
【ポイント】
・今回の塩分は3%程度ですが、塩分量2−4%程度がオススメです。ひとつまみがだいたい1gなので、量らずに目分量でもOKです。
・半日くらいで食べられますが、長期保存する場合は時々上下を返しながら酢につけた状態で冷蔵庫に入れておいてください。
【作り方】
1.かぶは皮をむいてまな板の上に置き、上下に割り箸を置く。
2.割り箸の位置まで包丁を入れ、2mm幅に切れ目を入れる。
3.90度向きを変えて同じように2mm幅に切れ目を入れる。
4.塩をふってなじませ、20分ほどおく。
5.水気が出たら米酢を加えて、時々返しながら半日以上漬ける。
お好みで、千切りやひし形に切ったゆずをのせると香りがよく、見た目も華やかになりますよ。
倍量作っても日持ちしますので、たっぷり作って楽しんでくださいね。
酢を取り入れよう
年末年始はごちそう続きで、野菜不足と共に胃腸の調子もイマイチになりますよね。
酢は胃酸を分泌し、胃や腸の動きをよくしてくれます。
お正月には動物性食品や甘い食品が多いので、適量の酢をとることは助けになります。
「菊花かぶ」思いっきりすっぱいですが、外食やおせち料理で疲れた体に、きっと助けになると思います。
切るのが少し面倒ですが、食べやすくて見た目も華やかなので、この機会に作ってみてくださいね。
執筆・レシピ 越野美樹
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