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ゆずの皮捨てないで!おつまみに最適な発酵食「ゆべし」今が作りどき

越野美樹野菜の料理ライター

野菜の料理家、越野美樹です。

ゆずの実をしぼるとさまざまな料理に使えますが、皮があまりがちですよね?
ゆずの皮、もったいないので捨てないでください!

ゆずの実をくり抜いた残りの皮を使った、おつまみのお供に絶品の「ゆべし」をご紹介します。

和菓子の「ゆべし」とは違い、ゆずの香りとみその熟成した風味、胡桃の食感…。
発酵させた熟成香、もっちりとした食感にハマること間違いなし!

干しあがるまでの時間は待ち遠しいですが、一度食べたらまた食べてくなる一品。
時間のある休日に仕込んでおくのがオススメです!

ゆずの皮で作る「ゆべし」

蒸した状態。干し上がったものは作り方の最後で紹介しています。
蒸した状態。干し上がったものは作り方の最後で紹介しています。

ゆずの香りが高く、モチモチの生地にくるみの食感が生きたゆべし。
熟成した発酵の味がたまりません!

ゆずの皮を無駄なく捨てずに使える、おつまみに最適な一品です。

【材料】作りやすい分量

ゆず 6個

みそ 100g

米粉  10g

くるみ 3粒

※米粉がない場合は小麦粉でもOK。
※お好みで砂糖を30g程度まで加えてもOK。

【作り方】

1.ゆずの上部を切り取り、スプーンなどを使ってゆずの身をくりぬく。

2.くるみは粗みじん切りにする。

3.ボウルにみそ、米粉、くるみを入れてよく混ぜる。

4. ゆずの皮の下部に3を詰める。

7割程度まで詰めてください。詰めすぎるとむしてからあふれてしまします。
7割程度まで詰めてください。詰めすぎるとむしてからあふれてしまします。

5.蒸し器を強火に熱し、蒸気が上がったら4を入れて30分蒸す。

蒸し器がない場合は、鍋やフライパンに水と布を入れてザルを入れてください。水がなくならないように注意!
蒸し器がない場合は、鍋やフライパンに水と布を入れてザルを入れてください。水がなくならないように注意!

6.粗熱がとれたら薄い布で包み、たこ糸でしばってつるす。

ザルに入れて干してもよいですが、ほこりや虫などをよけるため、布で包むのがオススメ。

干して3〜4日たったもの。

1ヶ月以上干して発酵させると、このような状態になり、食べ頃になります。

おつまみにオススメですが、お弁当に入れてもご飯が進みます。

干し上がるまで時間はかかりますが、待つだけの価値はありますよ!

時間のある週末に、ぜひ仕込んでみてください。

1ヶ月後、にやける姿があるはずです。

執筆・レシピ 越野美樹

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ゆずの実を使ったアレンジ方法はこちら
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野菜の料理ライター

旬野菜のおいしさを生かし、苦手な野菜を克服したり、マンネリを解消したりできるレシピが得意。現在複数社で食関係のコラムやレシピ記事を執筆し、これまで生み出したレシピは900を超える。惣菜店を約17年経営した経験から、食品衛生にも詳しい。調理師免許取得。幼稚園の頃から本好きで、書くことが大好き。編集プロダクション・出版社で編集経験あり。中山間地の田舎で、SDGsな暮らしを実践。ゆる無添加・オーガニック。Instagramでは、1日350g野菜がとれるレシピ、1日100g野菜がとれるお弁当を投稿中。お弁当歴14年。執筆等のご依頼はInstagramのDMまでお願いします。

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