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苦くて辛い大根のしっぽも捨てないで!甘くてモチモチに仕上がる大根の食べ方

越野美樹野菜の料理ライター

野菜の料理家、越野美樹です。

大根を1本買うと、もれなくついてくるしっぽ。
冷蔵庫に、大根のしっぽが残っていませんか?

大根のしっぽは、すりおろしたり、漬物にしたり、濃いめの味つけにしたりするとよいと言われていますが、それでも苦くて辛いですよね。

今回は、大根のしっぽが甘くてモチモチに変身する1品をご紹介します。

ワンパン「モチモチ大根もち」

大根のしっぽに粉を加えて焼くと……あら不思議!

甘くてモチモチな一品に変身します。

あらかじめ蒸したりする手間なし、ワンパンで作れますよ。

【材料】2人分

大根のしっぽ 200g

薄力粉 200g

塩 ひとつまみ

ちりめんじゃこ 5g

ごま油 大さじ3

※大根の水分によって、薄力粉を調整してください。
 作り方の工程2の写真で説明します。

【作り方】

1.大根のしっぽはすりおろす。

2.ボウルに1、薄力粉、塩、ちりめんじゃこを入れてさっくり混ぜる。

しっとりして、水分が流れ出さない程度の生地がオススメです。白玉団子の生地よりやわらかく、ホットケーキの生地よりかため。
しっとりして、水分が流れ出さない程度の生地がオススメです。白玉団子の生地よりやわらかく、ホットケーキの生地よりかため。

3.フライパンを強めの弱火に熱してごま油の1/3量を加え、2を流し入れる。

こちらは四角に流したもの。
こちらは四角に流したもの。

4.焦げ目がついたら鍋肌からごま油の1/3量を加えて裏返し、熱湯を100cほど加えて蒸し焼きにする。

5. 水気が少なくなってきたらごま油の1/3量を加え、水分を飛ばす。

生地が焼けたら餃子の要領で水を少量加え、蒸し焼きにすることで、甘くてもちもちの仕上がりに!
生地が焼けたら餃子の要領で水を少量加え、蒸し焼きにすることで、甘くてもちもちの仕上がりに!

丸く流した場合はいったん四角い形に切ってから、切り分けます。
丸く流した場合はいったん四角い形に切ってから、切り分けます。

大根のしっぽが、甘くてモチモチの中華の一品に仕上がります。

お好みで、タレをつけて召し上がれ!

醤油大さじと、米酢や黒酢、レモン汁などの酸味のある調味料を大さじ1、そこにラー油をたらす簡単タレがオススメです。

市販のポン酢や豆板醤などを使ってもOK。

混ぜて蒸し焼きにするだけ! 
簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。

執筆・レシピ 越野美樹

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大根の上部と真ん中を使ったズボラでもできる大根の大量消費おかずはこちら

野菜の料理ライター

旬野菜のおいしさを生かし、苦手な野菜を克服したり、マンネリを解消したりできるレシピが得意。現在複数社で食関係のコラムやレシピ記事を執筆し、これまで生み出したレシピは900を超える。惣菜店を約17年経営した経験から、食品衛生にも詳しい。調理師免許取得。幼稚園の頃から本好きで、書くことが大好き。編集プロダクション・出版社で編集経験あり。中山間地の田舎で、SDGsな暮らしを実践。ゆる無添加・オーガニック。Instagramでは、1日350g野菜がとれるレシピ、1日100g野菜がとれるお弁当を投稿中。お弁当歴14年。執筆等のご依頼はInstagramのDMまでお願いします。

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