危機の中の心理学:コロナウイルスで緊急事態宣言がなされる今の生き方
<危機は混乱と破滅を生む。だが、危機は新しい変化も生む。その分かれ道は、私たちの心と行動だ。>
■新型コロナウイルス、パンデミックか、北海道で緊急事態宣言、サンフランシスコ市で非常事態宣言
新型コロナウイルスの危機が広がっています。全国で小中高が休校となり、北海道で緊急事態宣言、サンフランシスコ市で非常事態宣言です。
すでに先月、世界保健機関(WHO)は、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と宣言していました。
アメリカ疾病対策センターCDCは、「世界的なパンデミック(感染爆発)に近づいている」と述べています。
記者会見で汗をぬぐっていたイラン保健省の次官は、新型コロナウイルスに感染していました。
イタリア北部では患者が急増し、スーパーの棚が空になったとも報道されています。報道番組の中で、一人の老人が嘆いていました。
「スーパーからパスタさえ消えた。こんなことは、戦争中にもなかったのに」。
いたずらに危機感をあおってはいけません。しかし、危機的状況は発生しています。この危機が迫る中で、私たちはどう考え、どう行動するべきなのか。自分と家族と社会を守るために何が必要なのか。心理学からお伝えします。
■心配しすぎる人、心配が足りない人:心の問題としての「危機」
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