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バナナのヘタについている「白いもの」って何?もしかしてカビ?正しい保存方法を知りたい

バナナを買って袋から取り出すと、ヘタの部分が白くなっていることはありませんか?

これ、実は「カビ」なんです。

カビは一般的に、温度が20~30度、湿度が70~80%の環境だと繁殖しやすいといわれます。

季節によっては、バナナの袋の中はその条件が満たされてしまい、防カビ剤がぬられていないヘタ(軸)部分にカビが生えてしまうというわけです。

そこで今回は、買ったバナナにカビが生えてしまっていた場合の対応方法保存方法について、ご紹介します。

カビへの対応と保存方法

買ってきたバナナを袋から取り出して、ヘタが白い「ギョッ」とするかもしれませんが、焦らずに…

なるべく白い部分に触れずに、バナナを1本ずつに分けます。

白い部分の下側(果実に近い部分)にキッチンバサミを入れ…

切り落とせばOKです。
ヘタは他の食材などに触れないよう処分してくださいね。

カビが生えている場合、食べ頃を迎えていることが多いと思われるので、すぐに食べるのがベターです。

ただし、どうしても食べきれない場合は、シッパー付きの袋に入れて、野菜室で保管すると日持ちします(追熟が止まるためです)。

バナナ販売会社の見解

「甘熟王」などで有名な株式会社スミフルのホームページにも、バナナのヘタの白いカビについてQ&Aが掲載されていたので、参考としてご紹介します。

Q)バナナの軸に白いカビのようなものが付着していますが、食べても大丈夫ですか?
A)弊社のバナナは「防カビ剤不使用」のため、袋の中で蒸れてしまうことで、カビが生えてしまい、軸の部分が白くなってしまう場合がありますが果肉には影響ありませんので、皮を剥いてお召し上がりください。

公式見解として「果肉には影響ありません」と言い切っていただけるのは、消費者として非常にありがたいです。

夏場はいろいろな食品が傷みやすいので、保存に注意して残暑を乗り切りたいと思います。

こちらも、あわせてご覧ください(Yahoo!ニュース内の記事です)。

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