【福岡市東区】熱気が凄い!筥崎宮放生会2024に行ってきました。
お散歩ライターの石井つかさです。
博多三大祭の1つである、筥崎宮放生会(はこざきぐう ほうじょうや)の最終日に行ってきました
箱崎宮放生会(ほうじょうや)とは
放生会は毎年9月12日から18日までの1週間開催されるお祭りです。お祭りの目的は「万物の生命を慈しみ、殺生を戒め、秋の実りに感謝する」ことで、収穫への感謝を表す収穫祭としての側面も持っています。まったく同じ意味合いではありませんが、イメージとしては、ご飯を食べ始めるときの「いただきます」に近い感覚です。
筆者は、最終日の夜にしか行けなかったので、放生会の名物である「おはじき」や「チャンポン(ビードロ)」を購入することも神事に参加することもできませんでしたが、それでも放生会のもう一つの目玉である箱崎宮の約1kmの参道に約500件出店している露天を楽しむことができました。
放生会の期間中、主催者側で用意している駐車場は1100台あります。付近の渋滞の問題もありますが、期間中で延べ100万人もの人が訪れるお祭りなので、公共交通機関を利用した方が無難です。
通常は、そんなに混む駅ではないのですが、この期間だけは違います。
地下鉄筥崎宮前駅で降りて改札を抜けると正面に筥崎宮への看板が出ています。2番出口が参道側で1番出口と4番出口(エレベーター)が本殿参道側になるようです。まずはお参りをしたいので1番出口へ向かいました。
地下鉄の1番出口から出て参道に入ると、いきなり心が折れるほどの人の波です。参道両側に並ぶ露店と参道を埋め尽くす人たち。果たして本殿まで辿り着くことができるか不安になります。
それでも頑張って本殿の方に進んでいくと本殿近くに特設ステージがありバンド演奏が行われていました。
ステージの付近は少し広くなっていたので、ここで大きく深呼吸です。この時刻の周辺の気温は30度前後でしたが、露店と人の熱気で体感的には35度を軽く超えていたと思います。広くなっているところで一息ついて、しっかりとお参りを済ませたので、次は露店を楽しみます。
茹だるような熱気の中、地下鉄出口から本殿はでは500m程度の距離で通常なら5分程度なのですが、人が多く自由に動けないので本殿まで15分以上かかりました。その蒸されてフラフラの状態のところに冷たいビール(税込600円)を流しこみます。
これで少し元気が出たので露店を回ります。筆者の主観になるのですが、1番放生会らしい露店といえば「新しょうが(税込500円)」です。生姜の収穫時期と放生会の開催期間が重なることから新生姜が売られるようになったそうです。
次に、なぜか太宰府天満宮で名物の「梅ヶ枝餅(1個税込150円)」です。なんで太宰府の名物が?と思い調べてみると、観光客に福岡の名物などをアピールするために大きなお祭りでは出店していることが多いそうです。
そして欠かせないのが「お化け屋敷」(入場料 大人800円・小人500円・幼児300円 全て税込)です。他のお祭りでは見かけることがないのですが、放生会では毎年出店してます。一度も入ったことはないのですが、一度は入ってみたいと思っています。
他は一般的なお祭りで見かけるような食べ物や射的などの露天が多く並んでいます。筆者はフランクフルト(タイムセール?で安くなって税込300円)をいただきました。
これで2024年に開催された博多三大祭はコンプリートしました。来年は神事などにも参加できるように前もって調整をして三大祭に臨みたいですね。