初夏から夏にかけての運動習慣 やっぱり気になる紫外線対策 1日30分のウォーキングを続ける方法
4月の新年度を迎えたと思ったら、あっという間にゴールデンウィークになり、相変わらず月日がたつのは早いと感じています。
公園にはツツジが奇麗に咲いてきて季節の移り変わりを感じるとともに、日差しの強さも気になり始め、これからの季節の課題である紫外線が気になってきます。
紫外線と聞いて一番気になるのは、やっぱりお肌に与える影響です。シワやシミなど、おばさんにとっては鬼気迫った悩みの原因となるので、しっかりと対策をしたいと誰もが思います。小じわが気になるお年頃の悩みは切実です…。
紫外線は外出すると浴びてしまいます。しかし、健康維持や生活習慣病の予防改善のために日常での運動を習慣にしている方や、これから始めようと思われている方にとっては、紫外線をとるか、健康維持のための運動習慣をとるかで悩むことになってしまします。しかし、こういう方法はいかがでしょうか?
紫外線が少ない朝8時まで、夕方は16時以降に運動をする
これからの季節、4月から9月ごろは紫外線が強くなり、1日の中では太陽が一番高くなる正午前後に最も強くなります。そこで、紫外線が強い時間帯を避けて外での運動をするのが良く、目安としてはUVインデックスの基準が3未満と言われています。
これからの紫外線が強い季節でUVインデックスが3未満になるのが朝8時までと夕方16時以降と言う訳です。
日本国内でも紫外線の量に差があり、資料では札幌とつくばと那覇の3カ所のデータが提示されています。これによると、那覇では5月から8月までは16時までUVインデックスが3以上になっているので、九州南部や南西諸島では夕方17時以降を目安にするのも良いかもしれません。
紫外線の浴びすぎを防ぐ対策
日陰を選ぶ
直射日光を避けるために運動する場所を選ぶ際にはできるだけ日陰を選ぶことも大切です。大きな公園では木が生い茂る場所を多く通るコースや、川沿いの道では葉っぱが生い茂る木陰がある場所も良いですね。
肌を露出しすぎない・帽子をかぶる
最近ではUVカット素材のウエアもありますので上手に使うと良いですね。紫外線が強い季節は暑い時期でもあるので熱中症にも注意が必要なので、無理のない範囲で上手に選ぶことが大切ですし、日焼け止めクリームなども活用しましょう。
紫外線の眼の影響
紫外線は白内障の危険因子とされています。白内障は眼の水晶体が濁り見えづらくなる病気であり、治療法は濁った水晶体を人工的につくった眼内レンズに入れ替えます。紫外線から眼を守るには、帽子をかぶることで紫外線を20%程度減少するといわれており、必要に応じてサングラスを使うのも良いですね。
紫外線と人間
紫外線は、日焼けや皮膚の老化や眼に対する影響などがあり、できるだけ浴びたくないと思うのです。しかし、人間は紫外線を浴びることでビタミンDを作ることができます。ビタミンDはカルシウムの吸収を促すので、骨粗しょう症などの骨の病気にとてもたいせつな栄養素ですが、食事だけでは十分に摂取できず、1日の必要量の半分を紫外線に依存しています。
これからの季節は紫外線が強いので、よほどの極端な生活をしない限りビタミンDを確保するために積極的に紫外線を浴びる必要はありませんが、人間が生きていくために紫外線は必要であることを理解して、上手にこの季節を過ごしたいですね。
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参考文献<外部リンク>
環境省:紫外線環境保健マニュアル2020