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車椅子バスケットボールのリオ予選、「リアル」の井上雄彦氏がバックアップ

瀬長あすか障がい者スポーツライター/健康系編集ライター
9日に始まった車椅子バスケットボール男子の強化合宿に訪れた井上氏(写真:伊藤真吾/アフロスポーツ)

人気漫画家の井上雄彦氏が、車椅子バスケットボール男子の強化合宿に訪れ、リオを目指す選手たちを激励した。

男子に3枚、女子に1枚のリオ切符が与えられる「三菱電機2015IWBFアジアオセアニアチャンピオンシップ千葉」が、10月10日(土)に千葉ポートアリーナで開幕する。

井上氏は、「SLAM DUNK」の連載終了後、車椅子バスケットに出会い、1999年から車椅子バスケットを題材にした「リアル」の連載をスタート。パラリンピックやその予選なども取材している。

アジアオセアニアチャンピオンシップの開催にあたり、千葉モノレールの車体ラッピング、車内ポスター、数量限定で来場者に配布する日本代表応援ブックなど、「リアル」とコラボしたプロモーションを展開する。

及川晋平日本代表ヘッドコーチは「絶対に負けられない予選になる。井上先生のポスターを見て、多くの観客に来てもらい、日本代表を後押ししてほしい」と力強く語った。

男子は、オーストラリアが頭抜けており、イラン、韓国、日本が残る2枠を争う接戦が予想される。「ロンドン予選で韓国に薄氷の勝利だった。最近は韓国に負けているが、ホームで日本の強さを見せてほしい」と井上氏。

また、健常のバスケットボールで日本代表アシスタントコーチを務めた経験がある東野智弥氏も、コーチとして及川ヘッドをサポートする。

日本のバスケットボール関係者が総力を結集し、リオ予選を盛り上げる。

障がい者スポーツライター/健康系編集ライター

1980年、東京都江東区生まれ。大学時代に毎日新聞で記事を書き、記者活動を開始。2003年に見たブラインドサッカーに魅了され、2004年のアテネパラリンピックから本格的に障がい者スポーツ取材をスタート。以後、パラリンピックや世界選手権、国内のリーグ戦などに継続的に足を運び、そのスポーツとしての魅力を発信している。一方で、健康関連情報のエディター&ライターとして、フィットネスクラブの会報誌、健康雑誌などに携わる活動も。現場主義をモットーに、国内外の現場を駆け回っている。

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