なんとランチタイムはワンコイン!元祖と言われる、博多豚骨の旨味と程よい辛さの肉味噌担々麺。
薬院の名店が復活!
元祖博多豚骨担々麵として薬院大通駅近くで大人気だった「梟(ふくろう)」。確か、2022年7月ごろに移転を前提として閉店。時を同じくして、住吉通に住吉店をオープン。(関連記事:豚骨王国で名を馳せる、伝統の博多豚骨担々麺。ゴマの風味とコク深さ、そして辛さの刺激がクセになる。)
しかし、本店の移転先は決まらぬまま時は過ぎ、なんと2024年1月にグランドオープン。場所は、渡辺通1丁目の交差点を南に進んで、HottoMotto高砂店を右に曲がった路地の一角です。ここって以前は、小さな食堂があった場所ですかね。
渡辺通の駅やバス停からも近いアクセスが良い場所。この辺りは飲食店も多く、ビジネス街でもあるのでランチタイムは賑わうエリア。そんな場所に復活を遂げた名店はランチの価格設定にも驚き。なんと担々麵や汁なし肉味噌そばなど、3種がワンコイン(500円)でいただけるという最強コスパ。
店内はカウンターのみの小さなお店。オープン間もないこともあり、木目調の綺麗なカウンターです。全部で8~9席といったとこでしょうか。
カウンター前の壁面には手書きのメニューが。お店の手作り感が感じられます。ライスのセットや替玉、大盛なんかもできますね。見れば見るほどコスパが凄い。
博多豚骨担々麵セット(肉味噌ご飯)
やはりメインの博多豚骨担々麵、肉味噌ご飯もセットでいただきました。このセットでなんと650円、コスパ最強。何度もコスパを連呼してますが、このご時世、この価格で提供できるのが凄いし、いただく側としても本当にありがたい。
価格にばかり注目しましたが、お味も美味しいのです。薬院の時代から人気でしたが、豚骨スープをベースとした担々麺。博多風を意識したこの味わいの、元祖といわれる「梟」ならではの仕上がり。
もやしのトッピングの上に肉味噌がたっぷり。煮玉子もトッピングされ、程よい辛さが良い感じの担々麺です。辛さは別料金ですが、1辛~3辛まで追加できます。辛いの好きの方は、鬼辛なんてのもありますよ。
この豚骨をベースにしたスープがコク深い味わい。ゴマの風味や肉味噌の旨味も加わりますが、この深い味わいは豚骨ならではでしょうか。ただ、スッキリとしているので、決して濃かったり重かったりはしません。しっかりとそれぞれの旨味が伝わるスープです。
麺は太めで、モチモチっとした食感が美味しい。しっかりと濃厚スープと絡みながらツルツルっといただけます。
セットの肉味噌ご飯です。肉味噌とネギがたっぷりとのせられたご飯。肉味噌の味わいと、少しだけピリリとする辛さの刺激が白ご飯にバッチリ。担々麵との味わいの組み合わせも良く、ちょっとスープをかけてみても良いかも。
美味しいのでスープまで完食。赤い丼に白の文字が鮮やかです。
待ちに待った、博多豚骨担々麵の名店の復活。恐るべきコスパのランチタイムも見逃せませんが、夜の部でちょい飲みや、〆の担々麵も楽しめそう。新たな場所で、元祖の味わいをまた楽しめるのは嬉しいですね。
麺屋 梟(ふくろう)本店
住所:福岡県福岡市中央区高砂1丁目4−6
営業時間:11時30分~15時00分
21時00分~25時00分
(※営業時間は変更の可能性有)
定休日:不定休
駐車場:近隣有料