新幹線の始発駅 指定席だけど、何分前にドアが開くの?
宿泊経験500泊。関東圏の穴場ずらし旅の愛好家、とらべるじゃーな!です。
お盆の帰省ラッシュが始まっています。8月9日から8月18日まで、新幹線のぞみ号は全席指定席となります。また、のぞみ号に限らず指定席が取れている場合、猛暑を考えると、地上ホームの駅では長くは並びたくないものです。
東京駅 新幹線のドア扱いは「出発5分前」が基本
東京駅からの新幹線乗車が100回以上はある筆者の経験から、東京駅では、清掃と車内整備が終わりドアが開くのは、判で押したように5分前です。
東京駅からは、東海道新幹線だけで1時間に最大16本前後の出発便があります。多くが折り返し運転ですので、清掃と車内整備を考えると、5分前にドアを開くのがギリギリのようです。
念のために、東海道新幹線のホームで、ホームドアの開閉を一手に管理するベテラン職員に尋ねたところズバリ「ドア扱いは約5分前です」とのことでした。多少前後することはあるそうです。
さて上の写真は、7:27発のこだま号ですが、7:15(12分前)にはドアが開き、乗車できる態勢になっています。これはどういうことなのでしょうか?
実は、車庫から車内整備済みで入線する列車などが一部にあります。この場合、早め(目安は約10分前)にドアが開き乗車できる場合があります。
※新幹線の始発駅でも東京駅以外では、状況が異なる可能性があります。また在来線特急の始発駅では、地域ごとに状況が異なるため、職員に尋ねてみてください。空調の効いた車内で待てる場合もあります。
地方では逆に想像より早いドア扱いに注意
都会でギリギリの時間のドア扱いに慣れた人が地方に出かけると、在来線を中心に、思いがけず早い入線に戸惑うことがあります。
列車の本数が少なく、折り返しやホームでの待機などに、時間的余裕があるからです。
まだ乗車できるはずがないとのんびり構えていると、早めに入線し空調を効かせて待っている車両が、地元の人で一杯になってしまいます。地方の在来線では、早めに入線する可能性があることを踏まえておくと、席を確保できます。
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