関東圏の穴場ずらし旅の愛好家、とらべるじゃーな！です。

平日から多くの人でにぎわう東京駅ですが、駅ナカの駅弁、お菓子、食事などは割高。例えば駅弁なら、1300円でも低価格帯となっています。

目立たない場所にできた「そばクレープ」の新店

東京駅の丸の内北口（地上）近くでクレープ屋さんを発見。

東京駅ナカは、丸の内（皇居側・レンガ駅舎側）と、八重洲口を結ぶ縦方向を移動する人が多く、横方向に歩く人は少な目。発見しづらい場所にあります。

色とりどりでインスタ映えしそうなクレープの見本に足を止める人もいますが、小ぶりで１つ300円前後は、お試しするのにどうしようかなという価格。

手渡しなら100円引き！

しかし店頭に、手渡しなら100円引きとの表示。

メニューを見ると、シュガーバター（180円）が最安値。これは例外かなと思い店員さんに聞くと、80円でOKとのこと。

何でも高い東京駅ナカですので、ほとんどクレープの皮だけで、砂糖とバターがほんのちょっとぬられていのだろうと思いつつ、早速試してみました。

そばクレープ シュガーバター（手渡し80円）です。

意外にグラニュー糖がしっかりまぶしてありました。グラニュー糖は自然な甘さで質は良いです。クレープ部分は、そば入りということで独自の風味や舌触りがあり、糖質少な目。

驚いたのは、下の方に、これまた舌触りや風味が良いクリームやら、食感が良いクッキーやらの感触が。

もう１つ買って中を開けてみると、手渡し80円の価格にも関わらず、クリームとクッキー状の素材がしっかり入っていました。食べて初めて分かるサプライズの仕組みです。

クレープの定番、鎌倉のコクリコと比べても、手渡し80円とは思えない逸品でした。

《2024年》鎌倉小町通り攻略　食べ歩き＆総合人気ランキング（とらべるじゃーな！）

季節のフルーツ350円→手渡し250円

季節のフルーツ350円も、手渡し250円で購入してみました。

クレープの質が分かりましたので、250円なら激安、350円でも適価と言えます。

メロンは、果汁が多く新鮮で、フルーツパーラーのパフェを感じさせるレベル。ガラスの向こうでクレープを作っていますが、メロンが何玉か見え、その場でくりぬいて加工するようです。

《先に場所をお伝えしますが、すぐにピスタチオ、あんバターも紹介します》

そばクレープ店・SOBAP（ソバープ）に行くには？

そばクレープ店・SOBAP（ソバープ）は、東京駅の在来線改札内・新幹線改札外にあります。外から訪ねる場合は、丸の内北口（１階・地上階）入って右。

丸の内北口（１階・地上階）は、丸の内「地下」北口の利便性も高く、普段利用する人は限られますが、この彫刻の天井は１度は見た方も多いはず。

新幹線改札から訪ねる場合は、新幹線改札を出て右斜め、右斜めへ進みます。フロアが、在来線への上り階段が並ぶ１階であることにご注意ください。

ピスタチオやあんバターの完成度は？

翌日も訪ねました。丸の内～八重洲を縦方向とすると、横移動する人は少なく、完全に盲点になっています。

しかし平日の夕方頃には５人程度の行列があり、10分弱の待ち時間がありました。土日祝日は、午後からかなり待つ時間帯もあるそうです。

こちらはピスタチオクリーム（330円、手渡し230円）。

すでに出来上がり保冷機に入っていたためか、少し溶けるのが早い印象。しかし味はしっかり・上品で、途中で味変があり、クッキーも入っていました。

あんバタークリーム（360円、手渡し260円）です。

洋風の完成度は高くても、和風のあんは外注で普通ではないか？と思ったのですが、あんも皮を少し残し甘さ控えめで、非常にハイレベル。穴はなさそうです。

クリーム系以外なら、手で持ったまま丸の内北口改札を出て、駅舎をバックに撮影も可能です（クリーム系も運んで崩れることはないですが、表面が溶けます）。

手渡しでないテイクアウトの場合、４個以上の注文でギフトボックスが無料に。レジ袋10円の負担のみでOKです。シュガーバター４つなら720円+10円です。

保冷剤が２時間分無料で付きますので、新幹線や特急列車のなかで食べるか、帰宅時に自宅ですぐに冷蔵庫という形です。

（７月24日追記）肉・野菜系も試しました。

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