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「24時間営業290円」博多の街でこのワードは外せない。中洲の真ん中でいつでも食べれるソウルフード

ラーログ/福岡グルメレポートインスタグラマー/グルメライター

中洲の真ん中で24時間営業

博多の街でこのラーメンは外せない。昭和食品工業が運営する「博多ラーメン はかたや」。福岡で9店舗を展開中し郊外にお店が多い中、博多中洲の繁華街の真ん中で営業しているのは「川端店」です。両隣には、〈中洲川端きりん〉と〈元祖 長浜家〉があり、まさにラーメン店が並ぶ激戦区の真ん中。もちろん一番古くからあるのは「はかたや」で、2023年3月に全面リニューアル。24時間営業というのも、この〈川端店〉と〈堅粕店〉という、人気はもちろんですが貴重なお店でもあります。

入口でまずは食券を購入。もちろん博多ラーメン一本ですが、麺の硬さはバリカタからヤワまでチョイスできます。そしておつまみから定食まで、はかたやの中で一番メニュー豊富ではないでしょうか。これも福岡一の繫華街である中洲川端ならではでしょうか。24時間営業だから、〆ラーはもちろん朝ラーにランチと、いつでもいただけるのが嬉しいですね。

店内は、以前はカウンター席のオープンキッチンだったのですが、リニューアルして長机のスタイル。相席となる長浜スタイルですね。当方は朝6時半ごろに朝ラーで訪れたのですが、中洲で飲んだ〆に訪れる人々も数多く。行き交う人々の人間模様が見え隠れする、人間交差点のようなお店でもありますね。

購入した食券は別にあるキッチンに渡して出来上がりを待ちます。食べ終えた返却までセルフのスタイルで、リニューアル後は、ちょっとフードコートのような雰囲気になりましたね。

ラーメン(旨辛トッピング)

まずは基本のラーメン290円。この圧倒的コスパは凄まじい。福岡では最安値でしょう。そして、当方もいろんな系列店に行ってますが、初めて見る〈旨辛トッピング〉を追加してみました。これでも100円追加の390円。素晴らしい。〈24時間営業、ラーメン1杯290円〉このワードは外せないと、いつも思うのです。

いくら安いからといっても、ネギとキクラゲとチャーシューもしっかりトッピングされています。博多ラーメンとしてのクオリティが高いのも魅力。安かろう悪かろうではないのです。そして真ん中に薄っすらと赤いタレが。

あっさりと薄めながらもしっかりとした豚骨スープ。このくらいが実は食べやすいのではないかと個人的に思います。そこに旨辛ダレがピリリと絡む。唐辛子のようですが、スープの色合いからは想像を反する辛さの刺激。これがまた美味い。アクセントに良い味わいでクセになりそうです。

チャーシューもしっかりとトッピングされています。

そして自家製の細麺。これぞ〈はかたや〉いや、〈昭和食品工業〉の真骨頂。スープとの味わいもバランスよく、やわめでいただいても美味しい。この自家製工場生産こそ、激安コスパを実現できる要素のひとつですね。

旨辛ダレが少しかかっていますが、それを抜きにしても、これが290円だというのは信じられない。博多にはいろんなラーメンがありますが、これは絶対食べて損はない、まさに街を代表するソウルフードです。

卓上にはゴマやコショウにラー油。セルフスタイルですから、食べ終えたらテーブルも綺麗にするのがマナーです。

キャナルシティ博多の前の中洲川端商店街を進めばお店が見えてきます。24時間営業、そしてラーメン一杯290円というスタイルを実現する凄いお店。この辺りは繫華街でもありますが、宿泊施設も多いエリア。〆ラーでも朝ラーでも、そしてランチでも、一度食べて損はないお店。繫華街で展開するのはこの「川端店」のみなので、旅行で訪れた方々へも、ぜひおススメしたい博多ラーメンです。

博多ラーメンはかたや 川端店

住所:福岡県福岡市博多区上川端町9−151
営業時間:24時間営業
定休日:無休
アクセス:中洲川端駅より徒歩3分
駐車場:近隣有料
公式HP:showafoods.jp

インスタグラマー/グルメライター

福岡のラーメンインスタグラマー&グルメブロガー/KBCテレビ「高校生のじかん」出演中/一日一麺をモットーに年間400杯以上のラーメンを食すラーメンマニア/日々孤独に麺活を続ける〈博多のススリスト〉/【 name:Hiroyuki Kikai】/ 福岡の美味しいラーメンを全国に広めたいという思いと、あなたの行きたいお店を見つけるお手伝い。ラーメン以外も、食の宝庫と呼ばれる福岡グルメもご紹介。美味しいメニューをお届けします。ぜひあなたのお店選びのご参考に。instagramもラーログで検索してみてね!

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