ノート(202) 弁護側による「活かす尋問」と「殺す尋問」の使い分け
~尋問編(8)
受刑194/384日目
プロの刑事弁護士に学べ
証人尋問の進め方や異議の出し方、証拠の示し方など、法廷における弁護技術を深く学ぶには、研修での座学や実践トレーニングに加え、「刑事弁護のプロ」とされる弁護士が実際に担当する裁判を数多く傍聴するとよい。
裁判官や検察官、被告人、証人ら関係者が実在の人物である上、実際にあった「ナマの事件」を現在進行形で取り扱っているから、模擬裁判とは比較にならないほど緊張感や空気感、当事者の真剣さが異なる。
刑事弁護を極めたいという弁護士はもちろん、立場を異にする検察官であっても、有能な刑事弁護士の法廷での立ち居振る舞いを見れば、その場その場で求められる臨機応変の対応などを学ぶことができるはずだ。
この記事は有料です。
元特捜部主任検事の被疑者ノートのバックナンバーをお申し込みください。
元特捜部主任検事の被疑者ノートのバックナンバー 2022年3月
税込1,100円(記事3本)
2022年3月号の有料記事一覧
※すでに購入済みの方はログインしてください。