「１週間の海外旅行は短すぎる！」日本人の旅行の短さに海外から”驚き”の声【漫画】
みなさんは「海外旅行」といえばどのくらいの期間を思い浮かべますか？
距離にもよりますが、私が日本にいた頃に行ったアメリカやヨーロッパ旅行は1週間から10日ほどでした。
その後私は海外へ渡り、その常識が覆される事となったのです...
■世界の有給休暇取得日数
日本政策金融公庫の調査によると、2023年の日本人の有給休暇取得日数は平均約10日でした。
一方ヨーロッパでは、年間最低4週間の有給休暇が法律で定められています。例えばフランスでは年間平均30日、ドイツでは28日の有給休暇を取得しています。
■日本と欧米諸国で「休暇日数」に差がある理由
理由は主に以下の３つの要因があります。
1.歴史と文化
2.仕事に対する考え方
3.雇用システム
欧米では労働者の権利として休暇が法律で保障され、生産性向上にも繋がると考えられています。一方、日本では戦後の経済成長期に「仕事第一」の価値観が定着し、「休暇を取ることで迷惑をかけたくない」と躊躇する傾向にあるのです。
また日本の雇用システムは長期雇用を前提としている事に対し、欧米では転職が一般的で、休暇取得が当たり前の文化が成り立っています。
―これらの違いが日本と欧米の休暇取得の差を生んでいますが、近年の働き方改革により日本も変わりつつあります。
日々頑張る日本人が、心置きなく長期休暇を楽しめる社会になるといいな、と願っています。
※あくまで傾向であり、旅行期間等は人それぞれです。
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