「3連勝以上なし」は2球団、「3連敗以上なし」は1球団。最長は千葉ロッテの8連勝とオリックスの7連敗
開幕から1ヵ月以上が過ぎ、早い球団は、シーズン全体の4分の1に当たる30試合を終えている。
各球団の連勝と連敗のうち、それぞれ最も長いのは、千葉ロッテマリーンズの8連勝とオリックス・バファローズの7連敗だ。両球団は6月23日~28日に6連戦を行い、千葉ロッテが6勝を挙げ、オリックスが6敗を喫した。最長の連勝も最長の連敗も、この6試合を含んでいる。
3連勝以上は、読売ジャイアンツの3度が最も多い。6月19日~23日に4連勝、7月2日~4日に3連勝、7月14日~21日に7連勝を記録した。3連敗以上は、阪神タイガースと中日ドラゴンズの3度が最多。ただ、読売が首位に立ち、中日が最下位に沈んでいるのに対し、阪神は3連勝以上も2度あり、勝率5割で3位に位置する。
阪神の場合、最初の12試合(~7月2日)は連勝がなく、3連敗以上が3度あったが、その後の15試合(7月4日~)は連敗がなく、3連勝以上が2度だ。7月4日~10日は3試合連続の中止を挟んで4連勝、7月16日~21日は5連勝。7月23日に連勝は止まったが、その前日の引き分けは、9回表に悪送球とヒットで逆転されながらも、その裏の2死から同点に追いついた。7月23日の黒星も、点を取られたのは、満塁本塁打を打たれた6回表の1イニングだけだ。
一方、広島東洋カープと北海道日本ハムファイターズは、3連勝以上が一度もない。両球団とも、現在のリーグ順位は5位だ。セ・リーグで読売に次ぐ2位の東京ヤクルトスワローズは、3連敗以上が皆無。2連敗も、6月21日~23日と7月16日~17日の2度しかない。どちらの連敗も、その1敗目と2敗目は違う球団が相手だった。同一カードの連敗は、間に別の球団との対戦を挟んだ試合を含めても、まだ一度も喫していない。