フェアウェイウッドやユーティリティーは使える？夏ラフの場合の正しいクラブ選択

ゴルフ活動家

2022/8/6(土) 15:02

長く伸びる夏ラフ

夏は芝が伸びるのが早いため、ゴルフ場が芝を刈るタイミング次第では、ラフが伸びている状況の中でプレーする場合がある。

この場合に迷いやすいのがクラブ選択。フェアウェイウッドやユーティリティーなどのウッド系クラブを使っても問題ないのだろうか。

ボールが沈めば沈むほど、クラブが長くなればなるほど、ラフの抵抗に負けやすくなる。また、パワーがないゴルファーや、軽めのクラブを使っているゴルファーも、ラフの抵抗に負けやすい。

ラフが長めでもボールがあまり沈んでいなければ、ウッド系のクラブを選択しても良いだろう。だが、ボールの沈み度合いが強い場合はアイアンを選択した方が良い。

グリーンがまだ遠く、残っている距離のことを考えると飛ばしたい場合でも、自制して長くないクラブを選択したい。

夏ラフからのショットは力みやすい。腕力でラフに抵抗しようとすると、スイングが乱れてしまう。一度でも過度に力むと、ティーショットやフェアウェイからでも、次第に力みの強いスイングになりかねない。

ラフの抵抗に負けない対策としては、クラブを通常よりも少しだけ短く持ったり、いつもりも左足に多めに体重をかけたりすることが挙げられるが、力まずに夏ラフから脱出できるクラブを選択することが最もシンプルで有効だ。