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久保建英にオススメの移籍先とは?【4-1-3-2】で攻撃の担い手に。

森田泰史スポーツライター
ゴラッソを沈めた久保(写真:ムツ・カワモリ/アフロ)

少し気が早いかもしれない。

2020-21シーズンのリーガエスパニョーラは大いに盛り上がっている。なにしろ、最終節を残した時点で、優勝チームが決まっていないのだ。

直近10年で、最終節まで優勝者が決定していなかったのは、2016-17シーズン(優勝者レアル・マドリー)、2013-14シーズン(アトレティコ・マドリー)の2回だけである。そして、奇しくもその2チームが今季のタイトルを懸けてラストマッチに臨むことになった。

ゴールを喜ぶ久保
ゴールを喜ぶ久保写真:ムツ・カワモリ/アフロ

そんな中、ヘタフェはリーガ第37節でレバンテを下して1部残留を決めた。

残留の立役者になったのは、久保建英だった。75分に途中出場した久保は、84分に値千金のゴールを決める。ミドルレンジから左足を振り抜き、豪快にゴラッソを沈めた。

試合後、久保は20-21シーズンにおいては苦しんでいたと胸中を吐露した。ビジャレアル(リーガ13試合出場)、ヘタフェ(リーガ17試合出場)、2度のレンタルを経験したが、いずれも成功とは言い難いものだった。それを誰よりも久保自身が自覚していた。

今季の久保の総括をーー、とも思ったのだが、そのテーマはまた別途扱おうと考えている。今回はむしろ移籍の話をしたい。

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■レアル・マドリーのプラン

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スポーツライター

執筆業、通訳、解説。東京生まれ。スペイン在住歴10年。2007年に21歳で単身で渡西して、バルセロナを拠点に現地のフットボールを堪能。2011年から執筆業を開始すると同時に活動場所をスペイン北部に移す。2018年に完全帰国。日本有数のラ・リーガ分析と解説に定評。過去・現在の投稿媒体/出演メディアは『DAZN』『U-NEXT』『WOWOW』『J SPORTS』『エルゴラッソ』『Goal.com』『ワールドサッカーキング』『サッカー批評』『フットボリスタ』『J-WAVE』『Foot! MARTES』等。2020年ラ・リーガのセミナー司会。

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