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【手帳の考え方】ページが増やせない綴じ手帳。カバーの内側にセットする補充用ノートが各社から発売中です

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

 綴じ手帳のユーザーにとっての悩みの一つは、メモページの少なさではないでしょうか。
 綴じ手帳は、その構造上、どうしてもメモのページの数が限定されています。
 そしてそれを補うべく各社から発売されているのが、専用の補充用ノートです。

B6サイズの各社の補充用ノート
B6サイズの各社の補充用ノート

補充用ノートとは

 補充用ノートは、綴じ手帳のカバーの内側に差し込んで利用します。
 その特徴は、以下です。

  •  表紙がややハード:カバーの内側に差し込みやすくするために薄いけれどハードな表紙です。
  •  全体的に薄い:紙自体も薄く、綴じ手帳に差し込んでも厚みを感じさせないようになっています。
  •  手帳のカバー内側に差し込みやすいサイズ:カバーに差し込んで使うので。
  •  各社から発売されている:各社から自社の手帳用に発売されている。

 このタイプの補充用ノートの元祖は、「NOLTY能率手帳普及版1」用の補充ノートでしょう。

 そして現在では、各社各ブランドから同様の種類のものが発売されています。 たとえば、「ジブン手帳」(コクヨ)用には「IDEA」があります。
 また、ダイゴーにもマークスのEDiTにも専用のものがあります。もちろんJMAMもNOLTYブランドから補充用ノートが発売されています。

 これらは、ノートのカバーの内側に差し込んで利用します。そして、利用し終わったら別のノートを差し込んで使います。代替わりさせて使っていくのです。

 そのためのテクニックとして、たとえば、一つの面に1つの情報を書くとか、日付を必ず入れるとか、ページ番号と目次を作るとかいろいろな方法があります。

 これらについてはまた機会があれば触れようと思います。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は週刊誌の書評欄総ナメ。日経新聞「あとがきのあと」登場ほか大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

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