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マドリー対ドルトムント。チャンピオンズリーグ決勝の展開を徹底予想。

森田泰史スポーツライター
CLの決勝に勝ち進んでいるマドリー(写真:なかしまだいすけ/アフロ)

待ちに待った一戦が、はじまる。

今季のチャンピオンズリーグ決勝で、レアル・マドリーとボルシア・ドルトムントが対戦する。決勝が行われるのは、聖地ウェンブリーだ。

準決勝でパリSGを下したドルトムント
準決勝でパリSGを下したドルトムント写真:ロイター/アフロ

マドリーはクラブ史上15度目のチャンピオンズリーグ優勝を目指す。直近11年で、6度目のビッグイヤー獲得を目論んでいる。

「戦術的なところにフォーカスする。それが明確であればあるほど、選手たちは疑念を抱かずにプレーできる。選手たちに、明確なアイデアを植え付ける。それが私の考えだ」とはカルロ・アンチェロッティ監督の弁だ。

「不安や恐怖心は、うまくやるためには必要なんだ。今シーズン、このチームはクオリティだけではなく、犠牲心、コミットメントを示してきた。その犠牲心やコミットメントは決勝の舞台で鍵になる」

■戦術的なポイント ヴィニシウスの配置

マドリーは今季、【4−4−2】を基本布陣にしてきた。

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リーガエスパニョーラは「戦術の宝庫」。ここだけ押さえておけば、大丈夫だと言えるほどに。戦術はサッカーにおいて一要素に過ぎないかもしれませんが、選手交代をきっかけに試合が大きく動くことや、監督の采配で劣勢だったチームが逆転することもあります。なぜそうなったのか。そのファクターを分析し、解説するというのが基本コンセプト。これを知れば、日本代表や応援しているチームのサッカー観戦が、100倍楽しくなります。

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スポーツライター

執筆業、通訳、解説。東京生まれ。スペイン在住歴10年。2007年に21歳で単身で渡西して、バルセロナを拠点に現地のフットボールを堪能。2011年から執筆業を開始すると同時に活動場所をスペイン北部に移す。2018年に完全帰国。日本有数のラ・リーガ分析と解説に定評。過去・現在の投稿媒体/出演メディアは『DAZN』『U-NEXT』『WOWOW』『J SPORTS』『エルゴラッソ』『Goal.com』『ワールドサッカーキング』『サッカー批評』『フットボリスタ』『J-WAVE』『Foot! MARTES』等。2020年ラ・リーガのセミナー司会。

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