スター・ウォーズに学ぶビジネス「8つの視点」

いよいよ公開!「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」(写真:つのだよしお/アフロ)

■ 世界が熱狂する『スター・ウォーズ』シリーズ

いよいよ12月20日(金)から、「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」が公開される。

合計9本にも及ぶ『スター・ウォーズ』シリーズの最後を締めくくる大作だ。世界中で楽しみにしているファンも多いことだろう。

1977年公開の、最初の作品から観ている私もファンの一人である。

ご存知のとおり、『スター・ウォーズ』の熱狂的なファンは世界中にいる。データで確認してみると、あらためて、その凄さがわかるだろう。

2019年10月のデータだが、『スター・ウォーズ』シリーズすべての興行収入は約92億ドル。ビデオゲームやDVD、レンタル、そして何より稼ぎ頭の玩具といった関連グッズ、これらすべてを含めると、500億ドルは軽く超える規模に達する(ウォルト・ディズニーが買収する以前の2012年でも、すでに300億ドルを超えていた)。

日本円にすると、5兆円を超える計算だ。天文学的数字と言っていい。

これほどの人気を誇る『スター・ウォーズ』だが、今回はそのストーリーに着目し、どのようにその「物語性」がビジネスに役立つのか、解説していきたいと思う。

■ 8つの視点

私は企業の現場に入って目標を絶対達成させるコンサルタントだ。現場で「改革」を担うコンサルタントだからこそ、いろいろな物語を目の当たりにする。

そんな中、『スター・ウォーズ』の物語性が、ビジネス上の困難を乗り越えるうえで、とても役に立つ。

『スター・ウォーズ』の物語を考えるうえで避けて通れないのが、「ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)」という概念だ。

「ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)」とは、NLP(神経言語プログラミング)で提唱される概念の一つ。

『スター・ウォーズ』の生みの親であるジョージ・ルーカス氏は、この概念から影響を受けて、物語を製作したと言われている。

それでは、まず「ヒーローズ・ジャーニー」が構成する8つの視点を紹介しよう。

1.Calling「ミッションを受ける」

2.Commitment「旅の始まり」

3.Threshold「試練」

4.Guardians「仲間や指導者との出会い」

5.Demon「最大の試練」

6.Transformation「変容」

7.Complete the task「ミッション終了」

8.Return home「故郷へ帰る」

※ 12の視点を持つ例もあるが、8つのほうが使い勝手がいい

次に、1番から流れに沿ってひとつひとつの視点を解説する。

大事なことは、それぞれの言葉の意味を知ることではなく、実際にビジネスで活かすポイントだ。最後に記すので、個々の解説を飛ばし、最後から目を通してもらってもいい。

それでは、1.Calling「ミッションを受ける」からいってみよう。

■1.Calling「ミッションを受ける」

物語の始まりでは、いつも主人公であるあなたが何らかの「ミッション(使命)」を受けるところから始まる。

会社から言い渡されることもあれば、自分自身でひらめくこともある。ビジネスでいえば、何のためにこのプロジェクトを始めるのか。どのような目的で新しい事業をスタートさせるのか。

そのキッカケとなるプロセスである。

■2.Commitment「旅の始まり」

何らかの事情でミッションを受けとめたら、第一歩を踏み出さなければならない。多くの場合、これが難しい。

ビジネスでもそうだ。新しいことへのチャレンジは、地図も持たずに荒野へ突き進んでいくようなものだ。よく知った仲間、よく知ったオフィス、よく知ったパソコンに別れを告げ、旅立つ覚悟があるか。

それぐらいの覚悟をもって第一歩を出さなければならない。

映画のシーンであれば、序盤の最も感動的なシーンと言えよう。多くの人が、その決断に心を打たれるはずだ。

■3.Threshold「試練」

新しい世界に一歩を踏み出せば、いろいろな壁にぶち当たるものだ。これまで身につけたスキル、経験では、とても乗り越えられないような壁に遭遇する。

このような試練から逃げ出したら、誰もその主人公を「ヒーロー(英雄)」とは呼ばないだろう。数々の試練を乗り越え、成長するから、多くの人を魅了するのだ。

■4.Guardians「仲間や指導者との出会い」

試練は、必ずひとりでは乗り越えられない。だから必ず「師」「指導者」「メンター」と呼べれる人が登場する。苦楽を共にする仲間もあらわれる。

大事なことは、途中からあらわれる、ということだ。

ビジネスでは、起ち上げ段階からメンバーを集める場合が多いだろう。しかし、実際は違う。

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企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。メルマガ「草創花伝」は4万人超の企業経営者、管理者が購読する。「絶対達成マインドのつくり方」「絶対達成バイブル」など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。

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