金融アプリ「Revolut(レボリュート)」が、最上位のプラン「メタル」の提供を開始しました。「金属製カード」を手に入れたい人にとっても面白いサービスになりそうです。

Revolutは英国発のフィンテック企業として知られており、日本では金融庁の認可を得て、2020年10月から本格的にサービスを開始。Visaデビットカードを中心に、外貨両替や海外送金、貴金属、海外では株式や仮想通貨などもスマホで取引できる「スーパーアプリ」として注目されています。

基本的な機能は無料で、より利用が多い人向けには月額980円の「プレミアム」プランがありました。これに加えて、最上位の「メタル」プランでは、ATMからの引き出しが10万円まで手数料無料、国内銀行送金は10回まで無料など、無料枠が拡大しています。

利用料は月額1980円、年払いでは1万9800円(税込)と安くはないものの、月額5000円を上限に1%のキャッシュバックを得られることから、1年に約200万円以上使う人であれば利用料を上回るメリットがあります。

そして最大の注目ポイントは、金属(強化スチール)製のカードが発行されることでしょう。最近では複数のブランドが金属製カードを発行しているものの、年会費の高さや審査の面でハードルは高く、高嶺の花といえるものでした。

これに対してRevolutはデビットカードのため、本人確認ができれば基本的には誰でも利用できるものといえます。「メタル」プランについても、料金さえ払えば加入できるようなので、プラチナカードなどに比べてハードルは大幅に下がっています。

金属製カードは一部の決済端末が対応していないなど、一般的なプラスチックカードと使い勝手がやや異なる点には注意を要しますが、他人と違うカードを持ちたい人にとっては面白いサービスといえます。

チャージ型のVisaデビットカードとして便利

筆者はRevolutが日本で始まった直後に申し込み、無料プランのまま使っています。コロナ禍のため、グローバルに活用する機会はまだないのですが、残高をチャージして使うVisaデビットカードとしては問題なく使えています。

たとえば毎月一定額をチャージして、その範囲内でやりくりしたいといった用途に便利そうです。

筆者のRevolutカード。無料プランを利用中(筆者撮影)
筆者のRevolutカード。無料プランを利用中(筆者撮影)

チャージ方法としては、一般的なクレジットカードのほか、1月18日に仕様変更があったKyashの残高からもチャージ可能。au PAYプリペイドカードがあれば、au PAYの残高をチャージすることもできます(やや画面表示は怪しいのですが)。

ちょっと変わったところでは、国民年金のクレジットカード払いにRevolutを登録しています。残高のチャージ方法を柔軟に変えられるので、複数のクレジットカードで利用額を調整したいときに便利なのです。

iPhoneとの組み合わせでは、海外ではApple Payに対応しているものの、日本では他のVisaデビットカードと同様に未対応で、対面決済には物理的なカードが必要です。日本でのサービスはまだ発展途上に感じるところはあるものの、1枚持っておけばなにかと使いどころがあるかもしれません。