意外に高順位!? 大谷翔平がここ1年「昨年の後半戦+今年の前半戦」に記録した24盗塁は11位
昨年のオールスター・ゲームから今年のオールスター・ゲームまでの間に、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、24盗塁を記録した。昨シーズンの後半戦が14盗塁、今シーズンの前半戦は10盗塁だ。
この「1年」に25盗塁以上の選手は、10人しかいない。大谷は、彼らに次ぐ11位ということになる。
また、大谷は、このスパンに6本の三塁打を打っていて、こちらは7位タイに位置する。上にいる6人は、11本のブライアン・レイノルズ(ピッツバーグ・パイレーツ)、8本のホゼ・ラミレス(クリーブランド・ガーディアンズ)とブランドン・ニモ(ニューヨーク・メッツ)、7本のアーメッド・ロザリオ(ガーディアンズ)とワンダー・フランコ(タンパベイ・レイズ)とハンター・ドージャー(カンザスシティ・ロイヤルズ)なので、盗塁と三塁打のどちらも大谷より多いのは、32盗塁と8三塁打のラミレスだけ。盗塁トップ10のなかで、ラミレスに次いで三塁打が多いのは、5本のスターリング・マーテイ(現メッツ)とホルヘ・マテオ(現ボルティモア・オリオールズ)だ。
ただ、大谷の盗塁死12度は、ランディ・アロザレイナ(レイズ)と並び、最も多い。盗塁死が二桁の選手は、2人の他にはいない。10盗塁以上の79人中、大谷の盗塁成功率66.7%はワースト4位タイだ。大谷を除く、20盗塁以上の20人は、いずれも成功率70%以上を記録している。
なお、このスパンに20-20は、30-30(36本塁打&32盗塁)のラミレスを含めて10人。他の9人は、36本塁打&22盗塁のマーカス・シミエン(現テキサス・レンジャーズ)、32本塁打&24盗塁の大谷、33本塁打&22盗塁のカイル・タッカー(ヒューストン・アストロズ)、25本塁打&30盗塁のトレイ・ターナー(現ロサンゼルス・ドジャース)、21本塁打&33盗塁のセドリック・マリンズ(オリオールズ)、22本塁打&28盗塁のアロザレイナ、27本塁打&20盗塁のボー・ビシェット(トロント・ブルージェイズ)、24本塁打&21盗塁のアドリス・ガルシア(レンジャーズ)、21本塁打&22盗塁のジャズ・チザムJr.(マイアミ・マーリンズ)だ。
ここ1年に30本塁打以上の選手については、こちらで書いた。