オリックス・バファローズのリーグ優勝は、1996年以来のことだ。1997年から2020年まで、リーグ優勝なしが24年も続いた。2004年までの球団名は、オリックス・ブルーウェーブだった。

 この空白は、パ・リーグでは3番目に長く、1975~2004年に30年間のロッテ・オリオンズ/千葉ロッテ・マリーンズと1974~98年に25年間の南海ホークス/福岡ダイエー・ホークス(現・福岡ソフトバンク・ホークス)に次ぎ、1982~2005年の日本ハム・ファイターズ/北海道日本ハム・ファイターズと並ぶ。球団初のリーグ優勝までに年数を要したケースは、リーグ優勝から次のリーグ優勝までの空白とは別と捉え、ここには含めていない。

 セ・リーグには、さらに長い空白の球団がある。1961~97年に37年間の大洋ホエールズ/横浜大洋ホエールズ/横浜ベイスターズ(現・横浜DeNAベイスターズ)がそうだ。また、広島東洋カープも、オリックスと同じ長さの空白を、1992~2015年に記録した。

 日本プロ野球史上、オリックスの空白は、北海道日本ハムと広島東洋の2球団と並び、4番目の長さということになる。

 現12球団のそれぞれ最も長い空白は、以下のとおり。

筆者作成
筆者作成

 他球団と比べ、読売ジャイアンツは空白の短さが際立つ。空白を継続中の東北楽天ゴールデンイーグルスは、2005年が球団1年目。2013年に初のリーグ優勝を果たした。ちなみに、大阪近鉄バファローズの最も長い空白は、1990~2000年の11年間だった。1999年からは名称に大阪を冠し、2001年に球団最後となるリーグ優勝を飾った。日本シリーズ優勝は、一度もなかった。

 オリックスは、今年のリーグ優勝まで、空白の球団最長を長らく更新し続けていた。その前の最も長い空白は、阪急ブレーブス/オリックス・ブレーブス/オリックス・ブルーウェーブ時代に記録した、1985~1994年の10年間だった。

 なお、継続中の最も長い空白は、「オリックスが返上した「最もリーグ優勝から遠ざかる球団」の称号を受け継いだ(?)のは…」で書いたとおり、横浜DeNAの23年間だ。最後のリーグ優勝は1998年。あと2年以内(2022~23年)にリーグ優勝を果たさないと、その空白は広島東洋の24年間より長くなり、セ・リーグ最長と2番目を「独占」することになる。