Yahoo!ニュース

開幕から「20試合以上の連続安打」は過去3人。菊池涼介は15試合連続安打を継続中

宇根夏樹ベースボール・ライター
川相昌弘(左)と井上一樹 November 8, 2007(写真:ロイター/アフロ)

 菊池涼介(広島東洋カープ)の連続無失策は、開幕7試合目に途切れた。だが、開幕からの連続試合安打は続いている。4月11日は3打席目に内野安打を打ち、ストリークを15試合に伸ばした。

 開幕からの最長記録は、1997年に阪神タイガースの和田豊が打ち立てた、24試合連続安打だ。それまでの最長は、1954年に阪急ブレーブスのラリー・レインズが記録した、20試合連続安打だった。和田の2年後には、中日ドラゴンズの井上一樹が21試合続けてヒットを打っている。開幕から20試合以上の連続安打は、おそらく、この3人しかいない。

 なお、ここで取り上げているのは、開幕からのストリークだ。シーズン最初の出場試合からではない。後者の場合、故障による出遅れなどがあり得る。今シーズンは、来日が遅れた選手が、出場1試合目から安打を打ち続ける可能性もある。

 20試合にあと一歩届かなかった、開幕から19試合連続安打は、調べたところ、3人が見つかった。1993年に近鉄バファローズのラルフ・ブライアント、2004年に広島東洋の前田智徳、2011年に福岡ソフトバンクホークスの本多雄一が記録している(他にも、いるかもしれない)。

 また、菊池の開幕から15試合連続安打は、前田に次ぐ球団2位ではない。前田は、1990年に高沢秀昭が記録した――ロッテ・オリオンズの前後に、1990年から翌年途中まで広島東洋でプレーした――17試合連続安打を追い越した。なので、菊池のストリークは、今のところ、球団3位(あるいは4位以降)だ。

 現在、菊池は、リーグ・トップの打率.415を記録している。この他に、67打席、65打数、14得点、27安打、42塁打も単独1位だ。

 スタート時点を問わない、連続試合安打については、昨年9月にこちらで書いた。

25試合以上の連続安打は26人、30試合以上は7人。吉田正尚は24試合連続安打を継続中

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

宇根夏樹の最近の記事