イチローが球宴でランニング本塁打◆球宴の奪三振ショー◆1日2完投…【7月10日のMLB】
◆2007年7月10日
シアトル・マリナーズのイチローが、オールスター・ゲームでランニング本塁打を打つ。史上初。2人目は現れていない。AT&Tパークのライト・フェンス(にかかっていたバナー)に当たった打球が、思わぬ方向へ跳ねた。打たれたのは、サンディエゴ・パドレスのクリス・ヤング。ライトで打球を処理したのは、シンシナティ・レッズのケン・グリフィーJr.。イチローはMVPを受賞した(写真)。
◆1984年7月10日
ロサンゼルス・ドジャースのフェルナンド・バレンズエラとニューヨーク・メッツのドワイト・グッデンが、オールスター・ゲームでナ・リーグの2番手と3番手として投げ、2人合わせて6者連続の奪三振を記録する。4回表と5回表。バレンズエラは3回表から2イニング、グッデンは5回表から2イニングを投げた。続けて三振を喫した打者6人は、デーブ・ウィンフィールド、レジー・ジャクソン、ジョージ・ブレット、ランス・パリッシュ、チェット・レモン、アルビン・デービス。4回裏の3人は、後に殿堂入りした。
◆1934年7月10日
ニューヨーク・ジャイアンツのカール・ハッベルが、オールスター・ゲームで打者5人を続けて三振に仕留める。1回表から2回表にかけて、ア・リーグの3番から7番まで。ベーブ・ルース、ルー・ゲーリッグ、ジミー・フォックス、アル・シモンズ、ジョー・クローニンのいずれも、後に殿堂入りした。ハッベルも殿堂選手。その後、1986年にナ・リーグの2番手として登板したフェルナンド・バレンズエラが、ハッベルに並んだ。こちらの打者5人は、ドン・マッティングリー、カル・リプケンJr.、ジェシー・バーフィールド、ルー・ウィテカー、テディ・ヒゲラ。殿堂入りしたのはリプケンJr.だけ。5人目のヒゲラは投手。
◆1923年7月10日
セントルイス・カーディナルスのジョニー・スチュアートが、ダブルヘッダーの両試合とも、完投して白星を挙げる。1失点(被安打3、与四球2)と3失点(被安打10、与四球2)。
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