試合中にセンターで居眠り◆58イニング連続無失点◆第1回ドラフト…【6月8日のMLB】
◆1968年6月8日
ロサンゼルス・ドジャースのドン・ドライスデールが、1913年にウォルター・ジョンソンが記録した55.2イニング連続無失点を超える。5月14日に始まったストリークは、この日、58イニングでストップした。20年後、同じくドジャースのオレル・ハーシュハイザーが、ドライスデールのストリークを1イニング上回った。50イニング以上の連続無失点は、この3人の他、1910年にジャック・クームズが記録した53イニングだけ。ドライスデールとハーシュハイザーのストリークが止まった経緯については「ドジャースの投手が競演。グレインキーは43.2イニング無失点、カーショウは29イニング無失点を継続中」で書いた。
◆1965年6月8日
第1回アマチュア・ドラフトで、アリゾナ州立大のリック・マンデーが、カンザスシティ・ロイヤルズから全体1位指名を受ける。全体の指名人数は824人(50巡)。彼らのうち、シンシナティ・レッズが2巡目・全体36位で指名したジョニー・ベンチと、ニューヨーク・メッツが12巡目・全体295位で指名したノーラン・ライアンが殿堂入りした。2人とも、ドラフト当時は高校生だった。マンデーのハイライトについては「初のドラフト全体1位が救出したのは◆カナダ生まれの3人が揃って出場した球団は…【4月25日のMLB】」で書いた。
◆1920年6月8日
シンシナティ・レッズのエド・ローシュ(下のツイートの写真)が、センターを守っていて、監督が抗議しているのを待って座っている間に眠ってしまう。三塁手のハイニー・グローが起こしにいったが、試合の進行を遅らせたとして、ローシュは審判に退場を宣告された。ローシュは通算2376安打を記録し、守備も優れていた。1962年に殿堂入り。グローは通算1774安打。殿堂入りはしていないが、こちらも名手だった。
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