「7試合連続ホームラン」は阪神で本塁打ゼロの3年前◆11チームで白星…【4月28日のMLB】
◆1989年4月28日
ニューヨーク・ヤンキースのリッキー・ヘンダーソンが、通算36本目のリードオフ・ホームラン(先頭打者本塁打)を打ち、前年7月21日に並んだボビー・ボンズを追い越し、新記録を樹立する。その後、ヘンダーソンは45本のリードオフ・ホームランを積み上げ、通算81本に。2番目に多いアルフォンソ・ソリアーノとは、27本の差がある。
◆2006年4月28日
テキサス・レンジャーズのケビン・メンチが、7試合続けてホームランを打つ。4月21日に始まったストリークは29日に途切れ、デール・ロング(1956年)、ドン・マッティングリー(1987年)、ケン・グリフィーJr.(1993年)が持つメジャーリーグ記録には1試合届かなかった。とはいえ、7試合連続は右打者の最長記録。並ぶ者もいない。通算本塁打は89本、この年は13本。2009年は阪神タイガースでプレーしたが、15試合の出場にとどまり、ホームランは打てなかった。
◆2018年4月28日
テキサス・レンジャーズのバートロ・コローンが、7イニングを投げて3失点で勝利投手に。マイク・モーガン、ロン・ビローン、ラトロイ・ホーキンスに続き、11チームで白星を挙げた史上4人目の投手となる。コローンは11チームで投げ、通算247勝を記録した。最も多いのはクリーブランド・インディアンズ時代(1997~2002年)の75勝、最も少ないのはアトランタ・ブレーブス時代(2017年)の2勝。この年の6月30日に5人目となったエドウィン・ジャクソンが、翌年6月12日にトロント・ブルージェイズで勝利投手となり、新記録を樹立した。それについては、「12チームで白星を挙げた投手が初めて誕生。残るはあのチームからの白星!?」で書いた。
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