【４月15日のMLB】「人種の壁」をロビンソンが破る／西海岸初の試合／１安打に抑えられても勝利
◆1947年４月15日
ブルックリン・ドジャースから、ジャッキー・ロビンソンがメジャーデビューする。打順は２番、ポジションは一塁。球場はホームのエベッツ・フィールド、相手はボストン・ブレーブスだった。この日の４打席は、いずれもジョニー・セインと対戦し、三塁ゴロ、レフト・フライ、6-4-3の併殺打、送りバント。最後の打席は、三塁手の送球エラーで二塁に達すると、次打者の二塁打で逆転のホームを踏んだ。初安打は４月17日（２試合目）、初本塁打は４月18日（３試合目）、初盗塁は４月22日（５試合目）。
◆1958年４月15日
ロサンゼルス・ドジャースとサンフランシスコ・ジャイアンツが、開幕戦を行う。球場はサンフランシスコのシールズ・スタジアム。西海岸での試合は史上初。この両球団は、前年までニューヨークに本拠を構える、ブルックリン・ドジャースとニューヨーク・ジャイアンツだった。なお、ジャッキー・ロビンソンは、1956年のオフにドジャースからジャイアンツへトレードされると、それを拒んでユニフォームを脱いだ。
◆1983年４月15日
デトロイト・タイガースのミルト・ウィルコックスが、パーフェクト・ゲーム（完全試合）まで１アウトに迫る。シカゴ・ホワイトソックスの代打、ジェリー・へアストンにセンター前ヒットを打たれた。
◆2007年４月15日
クリーブランド・インディアンズが、２対１でシカゴ・ホワイトソックスを下す。インディアンズが記録したヒットは、１回裏に先頭打者のグレイディ・サイズモアが打った二塁打だけ。そこから、サイズモアはパスボールで三塁へ進み、遊撃ゴロの間にホームインした。２点目は４回裏。１死満塁――四球、三塁手の送球エラー、三振、四球――から、サイズモアが押し出しとなる四球を選んだ。
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