投手のストリーク。宮西尚生は50登板と25ホールド、千賀滉大は二桁勝利と150奪三振を継続中

宮西尚生/2017年のWBC MARCH 12, 2017(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

 宮西尚生(北海道日本ハムファイターズ)は、2008年から2019年まで、12年続けて50試合以上に登板している。これは、岩瀬仁紀の15年連続(1999~2013年)に次ぐ。2人とも、ドラフトで入団した翌年にストリークをスタートさせた。なお、60登板以上のストリークは、山口鉄也の9年連続(2008~16年)が最も長い。

 25ホールド以上も、宮西は2012年から継続中だ。2017年にそれまで最長だった山口の5年連続(2011~15年)を抜き、さらにストリークを伸ばし続けている。また、今シーズンも30ホールド以上なら3年連続となり、2009~11年の浅尾拓也、2012~14年の山口と自身に並ぶ(ホールドは2005年以降の記録)。

 2018年も2019年も30セーブ以上を挙げた2人のうち、森唯斗(福岡ソフトバンクホークス)は2年連続35セーブ以上だ。このストリークは、2007~08年の藤川球児(阪神タイガース)ら6人と並び、それよりも長いのは、7年連続(2005~11年)の岩瀬と4年連続(2014~17年)のデニス・サファテ(福岡ソフトバンク)しかいない。サファテと森を合わせると、福岡ソフトバンクのクローザーによる35セーブ以上のストリークは、6年連続(継続中)となる。

筆者作成
筆者作成

 この2人とチームメイトの千賀滉大は、二桁勝利と150奪三振以上のどちらも、5年連続にリーチをかけている。一方、菅野智之(読売ジャイアンツ)は、二桁勝利を自身2度目の3年連続としているが、2019年はどちらも自己最少の120奪三振と136.1イニング。150奪三振以上と150イニング以上のストリークが、それぞれ3年連続と6年連続でストップした。菅野が150イニングに届かなかったのは、初めてのことだ。

 現在、二桁黒星のシーズンが続いている投手はいない。2018年に10敗以上の9人と2019年の3人は、すべて違う投手だ。山岡泰輔(オリックス・バファローズ)、岩貞祐太(阪神タイガース)、デビッド・ブキャナン(東京ヤクルトスワローズ/現サムスン・ライオンズ)は、二桁黒星のストリークが2年連続で止まった。ただ、山岡以外の2人の黒星が減った理由は、登板の激減だ。2019年の防御率は前年よりも悪化した。なお、2019年は、小川泰弘(東京ヤクルト)、エンニー・ロメロ(中日ドラゴンズ)、二木康太(千葉ロッテマリーンズ)の3人が、二桁の黒星を喫した。

 打者編は、本塁打のストリークについて、こちらで書いた。

シーズン本塁打のストリーク。バレンティンは4年連続30本以上、坂本勇人は11年連続二桁を継続中